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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

金継ぎ

Kintsugi

別名:金繕い、Kintsuguroi

陶磁器の継ぎ目を漆と金属粉で見せる、日本の修復工芸に由来する表現。

金継ぎのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

金継ぎの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#EEE6D7)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#302C28文字と構造11.16:1本文の文字にも使える
#B89445主な装飾2.30:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

金継ぎのプロンプト例

金継ぎでデザインしてください。器の修復跡に沿う不規則な継ぎ目を描き、その線だけに金色の輝きを与えてください。

金継ぎの主な視覚的特徴

  1. 破片の接合に沿って続く不規則な線

    破片をつないだ跡が、割れ方そのままの形の線になります。ロサンゼルス・カウンティ美術館の保存修復家による実習では、漆を筆で引くとき、ぎざぎざにならない、滑らかに流れる線を目指しました。

  2. 継ぎ目だけに集めた金色の輝き

    継ぎ目に塗った漆に金を施し、乾いてから磨いて光沢を出します。金は継ぎ目と欠けた部分だけを覆うため、輝きが線に集まります。

  3. 元の器の表面と修復部分の対比

    傷を隠す修理と違い、継ぎ目を明るい金で際立たせます。在英国日本大使館の解説によれば、修理の跡は、器の歴史の目に見える一部として受け入れられます。

金継ぎが向いている成果物

  • 器の表面と金色の継ぎ目を対比させ、修復や工芸を扱う記事の主題を傷のつながりから示せる。

  • 不規則な金色の継ぎ目を図柄に使い、修復や再生を主題にした包みの外観を作れる。実際の金継ぎ加工とは区別する。

金継ぎとは

金継ぎは、欠けたり割れたりした陶磁器を漆で継ぎ、継ぎ目や欠けた部分を金で覆う、日本の伝統的な修理の方法です。英語では「金の継ぎ合わせ」とも訳されます。

漆は、漆の木の樹液から作られます。伝統的な方法では、漆に米の糊を混ぜて破片を接着し、漆を何層も重ねたうえで、最後の層に金粉を混ぜて継ぎ目を際立たせます。仕上げに磨くと、金に光沢が出ます。

16世紀の日本で広く行われ、器を捨てずに直して使い続ける方法でした。金継ぎは茶の湯で使う器と深く結びついています。在英国日本大使館の解説は、壊れた跡を隠すのではなく、器の歴史の目に見える一部として受け入れる点を挙げ、茶の湯に見られる「わび・さび」の美意識が欠けや不完全さに美を認めると述べています。

金継ぎは日本独特の技法とされ、中国では割れた陶磁器はふつう金属の鎹で直されていました。そのため、メトロポリタン美術館は、金継ぎの跡がある南宋の青磁茶碗を、かつて日本で使われ大切にされた器と考えています。ミシガン大学ケルシー考古学博物館も、高麗時代の朝鮮半島で作られた小鉢など、日本以外で作られた金継ぎの器を展示し、修理が器の年月と歴史をたたえ、大切な家宝であることを示すと説明しています。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 割れ目に沿って不規則な線が続いている
  • 金色の輝きが継ぎ目に集まっている
  • 元の器の表面と修理の跡が見比べられる

これらが揃っていると、金継ぎの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「金継ぎ」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「金継ぎとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)