STYLE PROFILE
パンク美学
Punk Aesthetic
破れた布や安全ピンなどを見せ、整いすぎない加工を主役にする服飾や物の表現。

パンク美学の代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#F0E8D9 | 文字・線 | 12.94:1 | 本文の文字にも使える |
#AEB4BA | 主色 | 7.53:1 | 本文の文字にも使える |
#D14969 | 補助色 | 3.65:1 | 大きな文字や図形なら使える |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
パンク美学のプロンプト例
パンク美学風に、布の裂け目や切り口を見せる加工、安全ピンやチェーンを露出させる装飾、完成品に手を加えたような荒い仕上げを取り入れてください。
パンク美学の主な視覚的特徴
- 布の裂け目や切り口を見せる加工
布を裂いたり、ほつれさせたりして、破れたような見た目にします。セディショナリーズでは、こうした服が新しい「傷んだ」ファッションとして売られました。
- 安全ピンやチェーンを露出させる装飾
安全ピンや金属の鎖を、服の飾りとして表に付けます。のちにはオートクチュールや既製服も、スパンコールの代わりに安全ピンを使うなど、この記号を取り入れました。
- 完成品に手を加えたような荒い仕上げ
完成した服に自分で手を加えたような、整わない仕上げにします。パンクの「自分でやる(DIY)」の考え方や、ごみから拾った素材の再利用を表しています。
パンク美学が向いている成果物
破れた布、安全ピン、チェーンを主題画像にして、服や物に手を加えるDIYの反抗的な姿勢を伝えられる。
パンク美学とは
パンク美学は、1970年代に生まれたパンクの運動にともなう、服や物の見た目の表現です。ロンドンでは、ヴィヴィアン・ウエストウッドとマルコム・マクラーレンが、キングス・ロード430番地の店で服を売り、1974年に店名を「SEX」、1976年に「セディショナリーズ」と改めました。
セディショナリーズでは、軍の戦闘服やオートバイ乗りの革服などを混ぜた「ボンデージ・パンツ」がパンクの典型となりました。ほつれるように粗く編んだモヘアのセーターや、破れたように見える服に金属の鎖や安全ピンを付けたものなど、「傷んだ」新しい服の形も生まれました。
店の服の多くは、マクラーレンが集めたバンド、セックス・ピストルズ(1975〜78年)のメンバーが着ていました。デザイナーのザンドラ・ローズの1977年のパンク・コレクションにも、裂け目、ビーズを付けた安全ピン、鎖が使われています。
2013年にメトロポリタン美術館のコスチューム・インスティテュートが開いた展覧会「パンク:カオスからクチュールへ」は、1970年代半ばの象徴的なパンクの服数点と、当時の新しいファッションを並べました。オートクチュールや既製服がスパンコールの代わりに安全ピンを、羽根の代わりにかみそりの刃を使うなど、パンクの記号を借りてきたことを示し、「自分でやる(DIY)」の考え方を、パンクが高級ファッションに残した長く続く貢献として取り上げました。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 布に裂け目や切り口、ほつれが見えている
- 安全ピンや鎖が、飾りとして表に出ている
- できあがった服に手を加えたような、荒い仕上げである
これらのいくつかが揃っていると、パンク美学の特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「パンク美学」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Lost and Found Yōkai: meet the artists part 3(新しいタブで開きます)Victoria and Albert Museum
- Vivienne Westwood: punk, new romantic and beyond(新しいタブで開きます)Victoria and Albert Museum
- Punk Fashion Is Focus of Costume Institute Exhibition at The Metropolitan Museum of Art (press release)(新しいタブで開きます)The Metropolitan Museum of Art(Internet Archive)
名称・説明・主な視覚的特徴と「パンク美学とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



