STYLE PROFILE
ゴス・ファッション
Goth Fashion
黒を軸に、レースやベルベット、革などの質感を重ねる服装表現。ここでは音楽のサブカルチャーにつながる装いを扱います。

ゴス・ファッションの代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#E7E3E8 | 文字と構造 | 13.06:1 | 本文の文字にも使える |
#736778 | 主な装飾 | 3.10:1 | 大きな文字や図形なら使える |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
ゴス・ファッションのプロンプト例
ゴス・ファッションでデザインしてください。黒を軸にレース、ベルベット、革の質感を重ね、網状の布や控えめな金属の小物を添えてください。
ゴス・ファッションの主な視覚的特徴
- 黒を中心にした衣服
服の大部分を黒でまとめます。白い下地や黒いアイライン、黒に近い赤の口紅などの「死」を思わせる化粧と合わせると、暗い雰囲気がいっそう強まります。
- レースとベルベットなどの質感差
ヴィクトリア朝の服を思わせるレースやベルベット、サテンを組み合わせ、透け感や光沢の違いを見せます。ヴィクトリア朝の喪服も、ゴスの装いの着想源になりました。
- 革や網状の布、金属の小物
革やラテックス、網タイツ、鋲を打ったベルトを組み合わせます。パンクやBDSMの服装と重なる部分があることを示す要素です。
ゴス・ファッションが向いている成果物
黒い衣服にレース、ベルベット、革を重ね、音楽や服飾の企画に暗色の質感差を示せる。
ゴス・ファッションとは
ゴス・ファッションは、パンクの後に生まれた音楽のサブカルチャー、ゴスに結び付く装いです。FIT美術館によると、ゴスは音楽でも服装でも、1979年から1981年ごろにパンクから発展しました。研究者のクレア・ナリーは、ゴスを音楽の分類であり、服装のスタイルであり、生き方でもあると説明し、初めはイギリスに限られた現象だったとしています。
1970年代から80年代にかけて、黒を中心に、レースやベルベットなどヴィクトリア朝の要素、鋲を打ったベルト、破れた網タイツ、革やラテックスを取り入れた服装が形づくられました。男女とも、ヴィクトリア朝の喪服やブラム・ストーカーの『ドラキュラ』に着想を得た服を着ました。白い下地と黒いアイライン、黒いマニキュア、黒に近い赤の口紅による「死」の化粧も作られました。
「ゴシック」と呼ばれた、イギリスの最初の世代のポストパンクのバンドには、バウハウス、ザ・キュアー、シスターズ・オブ・マーシーなどがいます。イギリスのゴスの場は、ロンドンのバットケイヴなどのナイトクラブを中心にしていましたが、リーズやマンチェスターなどの都市にもありました。
バンドの巡業やクラブ、テレビ番組や音楽ビデオ、通信販売の会社が、この装いを各地に広めました。2008年には、FIT美術館で展覧会「ゴシック:ダーク・グラマー」が開かれました。同館は、これをファッションにおけるゴシック様式を扱う初めての展覧会としています。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 黒が服の大部分を占めている
- レースやベルベットなど、質感の違う布が組み合わされている
- 革や網タイツ、鋲の付いたベルトなどの小物が使われている
これらが揃っていると、ゴス・ファッションの特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「ゴス・ファッション」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Dark Subculture in the FIT Archive(新しいタブで開きます)FIT Gladys Marcus Library
- Gothic: Bat Cave (Gothic: Dark Glamour)(新しいタブで開きます)The Museum at FIT
- Gothic: Dark Glamour (press release, 2008)(新しいタブで開きます)The Museum at FIT
- The Staying Power of Goth (Claire Nally)(新しいタブで開きます)Museum of Youth Culture
- 1980–1989 (decade overview by Karina Reddy)(新しいタブで開きます)Fashion History Timeline, Fashion Institute of Technology
名称・説明・主な視覚的特徴と「ゴス・ファッションとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



