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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

ゴシック・ロリータ

Gothic Lolita

ロリータの装飾的な衣服を、黒や深い紫などでまとめる装い。ヴィクトリア期の喪服などを参照した例があります。

ゴシック・ロリータのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

ゴシック・ロリータの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#26212E)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#EAE5ED文字と構造12.63:1本文の文字にも使える
#55436F主な装飾1.80:1文字には向かない
#303F63補助の装飾1.50:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

ゴシック・ロリータのプロンプト例

ゴシック・ロリータでデザインしてください。黒や深い紫を軸に、裾の広がる装飾的な衣服と細かなレースを組み合わせてください。

ゴシック・ロリータの主な視覚的特徴

  1. 黒や深い紫、紺などの暗色

    黒を基調に、紫や紺、赤などの暗い色で全身をまとめます。喪服を思わせる色づかいが、甘い系統のロリータとの大きな違いです。

  2. 幅のある裾と装飾的な衣服

    鳥籠のように膨らんだスカートに、フリルやレースを幾重にも重ねます。ロリータに共通するこの形を保ったまま、色と飾りでゴシックの雰囲気を加えます。

  3. 暗い布に重なる細かなレース

    黒い布に黒や青のレース、十字架などの飾りを重ねます。V&Aが所蔵するモワ・メーム・モワティエの黒いドレスは、胸元を青いレースの十字架で飾っています。

ゴシック・ロリータが向いている成果物

  • 暗色の幅広い裾と細かなレースを人物の輪郭にまとめ、ゴシック・ロリータの服飾企画に重なりのある外観を示せる。

ゴシック・ロリータとは

ゴシック・ロリータは、ロリータ・ファッションにゴシックの要素を加えた、日本で生まれた装いです。「ゴシック・アンド・ロリータ」を略した和製語「ゴスロリ」とも呼ばれ、1990年代後半から流行したとされます。

鳥籠のように膨らんだスカートにフリルやレースを幾重にも重ねるロリータの形に、ゴシック小説の登場人物のイメージを表すゴシックファッションの要素を加えたものです。フィンランドの遊びの博物館レイッキは、ヴィクトリア朝の喪服とヴィジュアル系の音楽シーンから着想を得たと紹介しています。黒や紫、紺、赤などの暗い色が欠かせず、柄物はふつう使いません。ただし、レースや十字架、薔薇、どくろ、棺などの飾りを用いることがあります。

象徴的な人物に、ヴィジュアル系バンドMALICE MIZERのManaがいます。Manaは1999年にブランド「モワ・メーム・モワティエ」を立ち上げ、「エレガント・ゴシック・ロリータ」と「エレガント・ゴシック・アリストクラット」という言葉を生み出しました。V&Aは、黒に深い群青を合わせる配色をこのブランドの特徴に挙げています。

ゴスロリはアニメや漫画、映画の登場人物の服装として数多く取り上げられたため、日本風のファッションとして海外にも広がり、「ジャパニーズロリータ」と呼ばれることもあります。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 黒や紫、紺などの暗い色でまとめている
  • スカートが膨らみ、フリルやレースが重なっている
  • 暗い色の布にレースや十字架などの飾りがある

これらが揃っていると、ゴシック・ロリータの特徴を持っていると言えるでしょう。

ロリータの基本であるパステルカラーを使わない点で、スウィート・ロリータと見分けられます。

実例を見る

Google画像検索で「ゴシック・ロリータ」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「ゴシック・ロリータとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)