STYLE PROFILE
スカンジナビアン・モダン
Scandinavian Modern
木の風合い、簡潔な線、丁寧な造作を生かす北欧のモダンな家具や製品の表現。

スカンジナビアン・モダンの代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#343E3C | 文字・線 | 9.21:1 | 本文の文字にも使える |
#B39365 | 主色 | 2.40:1 | 文字には向かない |
#91A398 | 補助色 | 2.21:1 | 文字には向かない |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
スカンジナビアン・モダンのプロンプト例
スカンジナビアン・モダン風に、木目を見せる自然な表面、簡潔な輪郭と軽い構造、曲げ木など手仕事を生かしたなめらかな形を取り入れてください。
スカンジナビアン・モダンの主な視覚的特徴
- 木目を見せる自然な表面
塗装で覆わずに木目を見せ、素材そのものの質感を生かします。北欧のモダンな建築も、木や石などの自然素材を取り入れ、周りの風景と結びつきました。
- 簡潔な輪郭と軽い構造
少ない部材で輪郭を簡潔にまとめ、軽く仕上げます。ポール・ヘニングセンは、ウェグナーのチェア24の形を簡素で調和がとれていると評し、重さは新生児と同じ9ポンドだと書きました。
- 曲げ木など手仕事を生かしたなめらかな形
木を蒸気で曲げたり、薄板を重ねて曲げたりして、なめらかな線をつくります。チェア24の肘掛けと背は蒸気の圧力で曲げ、アアルトは1930年代に曲げた積層ブナ材を多く用いました。
スカンジナビアン・モダンが向いている成果物
木目と軽い骨組み、曲げ木のなめらかさを主題にし、北欧の家具や暮らしの素材感を伝えられる。
スカンジナビアン・モダンとは
スカンジナビアン・モダンは、北欧の近代的な家具や製品を指すデザインの呼び方です。20世紀の中頃には、とくに建築とデザインの分野で「スカンジナビアン・モダン」と呼べる美意識が現れました。北欧のデザインが独自の姿を確立したのは、1940年代後半から1960年代にかけてです。
ヨーロッパ大陸や北米のモダニズムと多くを共有しながら、北欧の自然の美しさも表します。第二次世界大戦後に現れたこの美意識には、豊かな工芸の伝統が生かされました。ヴィクトリア国立美術館は、この時期の作品が、簡潔さ、質の高さ、用途と素材に忠実であることの手本になったと述べています。
代表的な建築家・デザイナーには、フィンランドのアルヴァ・アアルトとデンマークのアルネ・ヤコブセンがいます。デンマークのハンス・ウェグナーの椅子は、無理のない簡潔さと美しい比率で、当時から高く評価されてきました。ウェグナーの「チェア24」(ウィッシュボーン・チェア)は、オーデンセのカール・ハンセン&サン社が製作し、1951年にフレデリシアの家具見本市で初めて展示されました。
20世紀半ばには、アメリカの人々がスカンジナビアン・モダンの考え方をしだいに熱心に受け入れました。ウェグナーの作品も、1954〜57年にアメリカを巡回した「デザイン・イン・スカンジナビア」展に出品されました。20世紀の終わりには、西洋で環境への意識が高まり、自然を尊重する北欧デザインがあらためて注目されました。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 木目が見える仕上げになっている
- 輪郭が簡潔で、構造が軽く見える
- 曲げ木などで、なめらかな線をつくっている
これらが揃っていると、スカンジナビアン・モダンの特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「スカンジナビアン・モダン」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Eastern Europe and Scandinavia, 1900 A.D.–present(新しいタブで開きます)The Metropolitan Museum of Art
- CH24P | by Hans J. Wegner(新しいタブで開きます)Carl Hansen & Søn
- Nordic Cool: Modernist Design(新しいタブで開きます)National Gallery of Victoria
- Northern Lights: Scandinavian Design(新しいタブで開きます)Philadelphia Museum of Art
- Chair 24 | Wegner, Hans(新しいタブで開きます)Victoria and Albert Museum
名称・説明・主な視覚的特徴と「スカンジナビアン・モダンとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



