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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

パルプ・イラストレーション

Pulp Art Illustration

大衆娯楽小説の表紙で発達した、物語の劇的な瞬間を鮮やかな絵にする表現。

パルプ・イラストレーションのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

パルプ・イラストレーションの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#E9D5A9)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#243744文字と構造8.53:1本文の文字にも使える
#BC4535主色3.60:1大きな文字や図形なら使える
#D5A24A強調色1.60:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

パルプ・イラストレーションのプロンプト例

パルプ・イラストレーションでデザインしてください。冒険や謎の劇的な場面、視線を集める鮮やかな色、油彩画を思わせる人物や情景の描写を取り入れてください。

パルプ・イラストレーションの主な視覚的特徴

  1. 冒険や謎の劇的な場面

    犯罪や探偵、西部劇、SF、冒険などの物語から、緊迫した一瞬を選んで描きます。表紙の場面は劇的で、筋は単純で分かりやすく示されました。

  2. 視線を集める鮮やかな色

    鮮やかな色で、売り場に並ぶ多くの雑誌の中から目を引きます。買い手は、劇的な場面を色鮮やかに描いた表紙に、すぐに引きつけられました。

  3. 油彩画を思わせる人物や情景の描写

    表紙のための原画には油彩画が使われ、雑誌より大きな画面に人物や情景を描き込みました。それを印刷用に複製して、表紙にしました。

パルプ・イラストレーションが向いている成果物

パルプ・イラストレーションとは

パルプ・イラストレーションは、安価な大衆小説誌「パルプ・マガジン」の表紙に描かれた絵です。パルプ・マガジンは1896年の月刊誌『アーゴシー』から本格的に始まり、1930年代に最盛期を迎えました。呼び名は、物語を印刷した安い木材パルプの紙に由来します。

パルプ・マガジンは、『コリアーズ』などの上質な雑誌「グロッシー」と同じ売り場に並びました。そこで通る人の目を引いたのが、色鮮やかで動きに満ち、しばしば扇情的な表紙の絵です。冒険、犯罪、ホラー、ロマンス、SF、西部劇など、題材ごとの雑誌も多く作られました。

表紙には、N・C・ワイエスやJ・C・ライエンデッカーなど、名高い挿絵画家の作品も使われました。表紙のための油彩の原画は、雑誌が小さくても高さ2フィート(約60cm)を超えるものが多くありました。しかし一度使うと捨てられたため、ほとんどが失われています。

パルプ・マガジンは1940年代後半から1950年代にかけて読者を減らし、1950年代のテレビの普及が終わりを告げました。一方、ここから生まれた『シャドウ』や『ドック・サヴェジ』などの人物を、のちのスーパーヒーローの先祖と見る人は多くいます。1970年代からは収集家のロバート・レッサーが表紙の原画を集め、2013年に200点をニューブリテン・アメリカ美術館へ寄贈しました。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 冒険や謎の物語の、劇的な一場面が描かれている
  • 鮮やかな色で、目を引く画面になっている
  • 人物や情景が、油彩画のように描き込まれている

これらが揃っていると、パルプ・イラストレーションの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「パルプ・イラストレーション」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「パルプ・イラストレーションとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)