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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

ニュー・フォーマリズム

New Formalism

対称の立面や太い柱を、平滑な面と抽象化した装飾でまとめる近代建築表現。

ニュー・フォーマリズムのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

ニュー・フォーマリズムの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#ECE7D9)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#3B3C36文字・線9.01:1本文の文字にも使える
#A89E82主色2.15:1文字には向かない
#7F9295補助色2.63:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

ニュー・フォーマリズムのプロンプト例

ニュー・フォーマリズム風に、左右対称の独立した量塊、張り出した水平の屋根面、太い柱やアーチと装飾スクリーンを取り入れてください。

ニュー・フォーマリズムの主な視覚的特徴

  1. 左右対称の独立した量塊

    多くは、独立して建つ一つの塊の建物に、厳密に左右対称の立面を与えます。公共の建物では、対称性と建物の軸を強調して、記念碑のような存在感を生み出します。

  2. 張り出した水平の屋根面

    建物の上端を、重く張り出した屋根板で水平に区切ることが多くあります。輪郭の上辺は平らにそろい、建物を高い基壇に載せて周囲から切り離すこともよくあります。

  3. 太い柱やアーチと装飾スクリーン

    国際様式より太く立体的になりがちな柱を並べ、アーチを主題にすることもあります。装飾は、金属や鋳石、コンクリートの模様入りスクリーンや格子で加えます。

ニュー・フォーマリズムが向いている成果物

  • 対称な量塊と太い柱、張り出す屋根面を見せ、近代建築の記念性と平滑な外観を紹介できる。

ニュー・フォーマリズムとは

ニュー・フォーマリズムは、第二次世界大戦後の近代建築の様式で、1950年代半ばに、モダニズムの硬い形への反発として現れました。「ネオ・パラディアニズム」と呼ばれることもあります。

過去の建築の形と、建設技術の進歩が可能にした新しい形とを結びつけようとした様式です。比例や尺度、古典的な柱、様式化したエンタブラチュア、列柱など、古典建築の先例を取り入れました。一方で、コンクリートの可塑性を生かし、傘形のシェルやワッフルスラブ、折板といった新しい形もつくりました。

初期の担い手には、エドワード・デュレル・ストーン、フィリップ・ジョンソン、エーロ・サーリネン、ミノル・ヤマサキらがいます。ヤマサキがデトロイトのウェイン州立大学に設計したマクレガー記念会議センター(1958年)は、国際様式からこの様式へ移る、設計者自身の経歴上の転換点とされ、高い基壇の上に、白いトラバーチンの壁と、尖頭アーチを思わせる柱が並びます。ストーンのケネディ・センター(1971年)も、この様式の例に挙げられています。

アメリカの太平洋岸北西部では、主に銀行や公共建築に用いられ、大学の講堂や図書館、美術館に優れた例があります。この様式は、20世紀後半の近代建築に影響を与えました。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 独立した一つの量塊で、立面が左右対称である
  • 重く張り出した平らな屋根板が、建物の上端を区切っている
  • 太い柱やアーチの連なり、模様入りのスクリーンがある

これらのいくつかが揃っていると、ニュー・フォーマリズムの特徴を持っていると言えるでしょう。

国際様式よりも柱が太く立体的になる傾向があり、国際様式には見られないアーチが現れる点が、両者を見分ける手がかりになります。

実例を見る

Google画像検索で「ニュー・フォーマリズム」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「ニュー・フォーマリズムとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)