STYLE PROFILE
イタリアネート
Italianate
低い屋根と深い軒を、大きな持ち送りや細長い窓で飾る建築スタイル。

イタリアネートの代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#3B332B | 文字・構造 | 9.15:1 | 本文の文字にも使える |
#A88658 | 主色 | 2.49:1 | 文字には向かない |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
イタリアネートのプロンプト例
イタリアネートの雰囲気にしてください。低勾配の屋根と張り出す軒、軒下に並ぶ装飾的な持ち送り、細長い窓と弧状の窓飾りを取り入れてください。
イタリアネートの主な視覚的特徴
- 低勾配の屋根と張り出す軒
勾配の低い屋根の軒を、壁から大きく張り出させます。独立して建つ建物では、この深い軒の下に、持ち送りで飾ったコーニスが現れます。
- 軒下に並ぶ装飾的な持ち送り
軒下のコーニスに、飾りの持ち送りを並べます。連続住宅や商業建築では正面に付き、19世紀の米国の町並みに続く線を描きました。
- 細長い窓と弧状の窓飾り
縦に細長い窓の上に、逆U字形の窓飾りや弓形のアーチを付けます。窓の頭を半円にしたり、持ち送り付きのペディメントを載せたりもしました。
イタリアネートが向いている成果物
深い軒と大きな持ち送り、細長い窓を描き、歴史的な住宅を紹介する内容の外観を具体的に伝えられる。
イタリアネートとは
イタリアネートは、イタリアの田園にあった中世の農家を手本にした建築様式です。そうした農家は不規則な形をしていて、素朴な環境に自然に溶け込んで見えました。この様式はまずイタリアネート・ヴィラの様式として現れ、1830年代にはすでに見られました。
イタリアネートは、ロマン主義とピクチャレスクの運動の一部でした。この運動は、ある程度は古典の形式に厳格に従うことへの反発でもあり、自然の環境を引き立てる、より有機的で複雑な形を求めました。イタリアネート・ヴィラの最も目立つ特徴は、持ち送り付きのコーニスを頂く四角い塔で、建物の形も不規則でした。建築家アンドリュー・ジャクソン・ダウニングが1840〜50年代に出版した見本帳が、この様式を広めました。
英国では、ヴィクトリア女王とアルバート公の住まいとして、1845〜1851年にワイト島にオズボーン・ハウスが建てられました。2つの塔と階段でつながるテラスを持つイタリアの「パラッツォ」風の建物で、その人気は米国やオーストラリアにまで及びました。
米国では、1855〜1880年にとりわけ広く使われました。さまざまな建物の形に合わせやすく、都市や農村の住宅、商業建築、公共施設に用いられました。多くの米国の町の目抜き通りには、持ち送り付きのコーニスが連なりました。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 屋根の勾配が低く、軒が大きく張り出している
- 軒下に、飾りの持ち送りが並んでいる
- 縦に細長い窓に、弧を描く窓飾りが付いている
これらが揃っていると、イタリアネートの特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「イタリアネート」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Italianate Villa/Italianate Style 1840 - 1885(新しいタブで開きます)Pennsylvania Historical and Museum Commission
- The 'Osborne Style': From Naples to Melbourne(新しいタブで開きます)English Heritage
名称・説明・主な視覚的特徴と「イタリアネートとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



