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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

イリデッセント(玉虫色)

Iridescence

シャボン玉や油膜のように、角度によって色が移り変わる面を取り入れる表現です。単なる多色塗りではなく、光の反射に沿って色を変化させます。

イリデッセント(玉虫色)のスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

イリデッセント(玉虫色)の代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#ECF0F2)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#29283F文字と構造12.46:1本文の文字にも使える
#9CD8CC主色1.39:1文字には向かない
#C5A8E0強調色1.82:1文字には向かない
#E7B7CD強調色1.51:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

イリデッセント(玉虫色)のプロンプト例

イリデッセント(玉虫色)でデザインしてください。角度に応じて移り変わる色、薄膜を思わせる光沢、隣り合う色が滑らかにつながる反射を取り入れてください。

イリデッセント(玉虫色)の主な視覚的特徴

  1. 角度に応じて移り変わる色

    同じ面でも、見る角度や光の当たる角度によって色合いが変わります。位置が変わると色も変わることが多いのも、玉虫色の大きな特徴です。

  2. 薄膜を思わせる光沢

    薄い膜の表と裏で反射した光が干渉して、色が生まれます。そのため、面の上に透明な膜が1枚重なっているような光沢に見えます。

  3. 隣り合う色が滑らかにつながる反射

    薄膜干渉では特定の波長が強められたり弱められたりし、その組み合わせが角度とともに変わります。そのため、虹のような色が帯のように連なって移ります。

イリデッセント(玉虫色)が向いている成果物

イリデッセント(玉虫色)とは

イリデッセンス(玉虫色)は、薄い膜の表と裏で反射した光が干渉し、面に細かな色が現れる光学的な性質です。この性質を持つものは虹のように輝く色を見せ、位置が変わると色も変わることがよくあります。色合いは、見る角度と光の当たる角度によって変わり、シャボン玉や油膜、多くの昆虫の羽で見ることができます。

装飾美術では、ガラスの器にこの輝きが取り入れられました。アメリカのルイス・コンフォート・ティファニーは、1894年に虹色に輝くガラスを「ファブリル」の名で特許にしました。名前は、手作りを意味する古い英語に由来します。ティファニーは古代ローマやイスラム世界、ヴェネツィア、ボヘミアのガラスに着想を得て、器を金属酸化物でいぶすことで虹色を得ました。ガラスはニューヨークのクイーンズ区コロナの炉で作られ、コーネル大学の美術館にある、ふくらんだ形に蔦の葉を飾った器は、ティファニーのアール・ヌーヴォー様式の典型とされています。

3DCGでは、Khronos Groupが定める形式glTFの材質の拡張として、2022年7月にイリデッセンスが加わりました。薄い膜の厚さと屈折率を指定でき、薄膜干渉によって特定の波長が弱められたり強められたりする様子を表します。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 見る角度に応じて色が移り変わっている
  • シャボン玉や油膜のような、薄い膜の光沢がある
  • 隣り合う色が、境目なく滑らかにつながっている

これらが揃っていると、イリデッセント(玉虫色)の特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「イリデッセント(玉虫色)」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「イリデッセント(玉虫色)とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)