本文へ移動
DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

イングリッシュ・カントリー

English Country Interior

花柄や古い家具を重ね、長く住み継いだ英国の田舎家を思わせる室内スタイル。

イングリッシュ・カントリーのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

イングリッシュ・カントリーの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#EADFC8)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#3E3930文字・線8.66:1本文の文字にも使える
#7A8567主色2.95:1文字には向かない
#BC8C87補助色2.19:1文字には向かない
#8294A1強調色2.37:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

イングリッシュ・カントリーのプロンプト例

イングリッシュ・カントリー風に、壁紙や布に繰り返す花柄、新旧の家具や生活道具の重なり、自然を思わせる穏やかな中間色を取り入れてください。

イングリッシュ・カントリーの主な視覚的特徴

  1. 壁紙や布に繰り返す花柄

    壁紙や椅子の張り地に、つるを伸ばす花の柄を繰り返し使います。花柄は、室内に柔らかさを加える要素とされます。

  2. 新旧の家具や生活道具の重なり

    古い家具を使い続けながら、本の並ぶ棚や張りぐるみの椅子を重ねます。ランカスターの様式は、チンツと古い家具の組み合わせを重んじたとされます。

  3. 自然を思わせる穏やかな中間色

    中間色を基調に、落ち着いた緑や明るい黄、褪せた桃色、水のような青や灰色を差します。これらの色は自然から着想を得ています。

イングリッシュ・カントリーが向いている成果物

イングリッシュ・カントリーとは

イングリッシュ・カントリーは、イングランドの田舎の住まいを参考にした室内スタイルです。20世紀には、ロンドンのブルック・ストリート39番地に拠点を置いた装飾会社コールファックス&ファウラーが、「イングリッシュ・カントリー・ハウス・スタイル」を作り上げました。イギリスの文化財機関ヒストリック・イングランドは、この会社を20世紀のイギリスで最も優れた装飾会社と記しています。

様式づくりの中心となった一人が、アメリカ生まれのナンシー・ランカスター(1897〜1994)です。ランカスターは1944年にシビル・コールファックスの持ち分を得て、ジョン・ファウラーと協力しました。その様式は、チンツの布地と古い家具の組み合わせを重んじたと紹介されています。ランカスターの屋敷には、オックスフォードシャーのディッチリー・パークや、ノーサンプトンシャーのケルマーシュ・ホールがありました。

代表的な室内に、二人が1958年に建物の画廊を改装した「イエロー・ルーム」があり、メイフェアで最も名高い室内の一つになりました。ファウラーは歴史的な建物の見せ方にも大きな影響を与え、2001年にイングリッシュ・ヘリテージなどが開いた会議では、その室内の解釈がそれ自体で一つの時代様式として認められていると紹介されました。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 壁紙や布に、花柄が繰り返されている
  • 古い家具と新しい家具、本や日用品が重なっている
  • 自然を思わせる、穏やかな中間色でまとめられている

これらが揃っていると、イングリッシュ・カントリーの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「イングリッシュ・カントリー」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「イングリッシュ・カントリーとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)