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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

ティルトシフトによるミニチュア風

Tilt-shift Miniature Effect

実際の風景に狭いピントの帯を作り、小さな模型のように見せる写真表現。

ティルトシフトによるミニチュア風のスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

ティルトシフトによるミニチュア風の代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#EDEDE4)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#2D363C文字と構造10.46:1本文の文字にも使える
#689487主色2.88:1文字には向かない
#D9A25B強調色1.92:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

ティルトシフトによるミニチュア風のプロンプト例

ティルトシフトによるミニチュア風でデザインしてください。一部分だけに絞ったピント、ピントの帯の外へ広がるぼけ、実際の風景を模型のように見せる距離感を取り入れてください。

ティルトシフトによるミニチュア風の主な視覚的特徴

  1. 一部分だけに絞ったピント

    レンズの傾きや加工で、画面の細い帯だけに鮮明な部分を残します。主役が鮮明なほど、まわりのぼけの中で際立ちます。

  2. ピントの帯の外へ広がるぼけ

    多くの場合、帯の上下、つまり手前と奥を大きくぼかします。このぼけ方は浅い被写界深度に近く、見る人が感じる場面の大きさに影響します。

  3. 実際の風景を模型のように見せる距離感

    キヤノンの解説は、高い所から、真上ではなく斜めに見下ろして撮るよう勧めています。人を写すときは、できるだけ小さく細部の少ない姿にすると模型らしく見えます。

ティルトシフトによるミニチュア風が向いている成果物

ティルトシフトによるミニチュア風とは

ティルトシフトによるミニチュア風は、実物大の風景にぼけを加えて、小さな模型のように見せる写真の手法です。2010年の研究論文では「ティルトシフト効果」と呼ばれ、特殊なレンズか、撮影後の加工ソフトでぼけを加えると説明されています。

ティルトシフトレンズは、カメラ本体に対してレンズの位置や向きを変えられます。レンズを傾けるとピントの合う面も傾き、机の面の細い帯だけにピントを合わせることもできます。この像は、浅い被写界深度で撮った像に近くなります。論文によれば、当時よく見られた作例の多くは、くっきり写した画像に直線状のぼかしを加えて作られていました。

イタリアの写真家オリーヴォ・バルビエーリは、ビューカメラのあおり機構で一部だけにピントを合わせ、ミニチュアの町のようにも見える風景を撮りました。2003年に始めた《サイト・スペシフィック》では、ローマ、ニューヨーク、上海などの都市を写真と映像で描いています。サンフランシスコ近代美術館は、ラスベガスの名所をお土産ほどのミニチュアに変えた彼の映像を展示しました。

この効果はカメラの機能にもなっており、キヤノンはミニチュア効果を内蔵したカメラを紹介しています。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 画面の一部の帯だけにピントが合っている
  • その帯の上下(手前と奥)が大きくぼけている
  • 高い所から見下ろした実際の風景が、模型のように見える

これらが揃っていると、ティルトシフトによるミニチュア風の特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「ティルトシフトによるミニチュア風」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「ティルトシフトによるミニチュア風とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)