STYLE PROFILE
タータン
Tartan
幅や色が異なる縦横の帯を交差させ、決まったまとまりを繰り返す格子柄です。

タータンの代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#28382E | 文字と構造 | 9.89:1 | 本文の文字にも使える |
#9C3F35 | 主な装飾 | 5.28:1 | 本文の文字にも使える |
#51624C | 補助の装飾 | 5.24:1 | 本文の文字にも使える |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
タータンのプロンプト例
タータンでデザインしてください。幅の異なる縦横の色帯を交差させ、帯のまとまりを同じ順序で繰り返してください。
タータンの主な視覚的特徴
- 複数の幅を持つ縦横の帯
2色以上の色縞を縦と横に組み合わせます。縞の幅は似ていることもありますが、多くは異なり、その比率が柄ごとの違いを生みます。
- 交差部で変わる色の見え方
同じ色の縞が交わる所は無地の四角になり、違う色が交わる所は2色が等しく混ざった中間色になります。綾織の斜めの線は、この中間色の部分で特に目立ちます。
- 帯の並びを一まとまりとして反復
縞の並び(セット)は、経糸と緯糸で同じ順序と幅のまま繰り返されます。多くは対称の並びですが、非対称の柄もあります。
タータンが向いている成果物
幅と色の違う帯を規則的に交差させ、織物を思わせるまとまりのある包みを作れる。特定の由来を持つ柄の意味は別に確認する。
タータンとは
タータンは、色の異なる縞を縦と横に組み合わせ、決まった順序で繰り返す格子柄です。スコットランドのタータン登録法(2008年)は、織ることができ、2色以上の交互の色縞が縦横に組み合わさって格子模様を繰り返す意匠と定めています。この柄の一単位は、伝統的にセットと呼ばれます。
経糸の色の並びは、同じ順序と幅のまま緯糸でも繰り返されます。同じ色の縞が交わる所は無地の四角になり、違う色が交わる所は2色が等しく混ざった中間色になります。伝統的には、多くが2/2の綾織で織られ、斜めに細かく刻んだような見た目になります。
タータンは、スコットランドの高地地方(ハイランド)で用いられてきた格子柄の毛織物です。ハイランドの服装をしたゲール人を描いた最も古い絵は1630年代のものです。遅くとも1800年代初めには、色ごとの糸の本数を正確に記した情報が、織り手から織り手へ受け継がれていました。
1822年のジョージ4世のエディンバラ訪問は、タータンへの関心を高めた出来事の1つでした。1852年にバルモラル城を購入したヴィクトリア女王のスコットランドへの愛着も、流行を後押ししました。タータンは、家族や仲間、国などへの帰属を示す柄としても使われます。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 幅の異なる色の縞が縦横に交差している
- 縞が交わる所に、色が混ざった中間色が現れている
- 同じ縞の並びが一まとまりとして縦横に繰り返されている
これらが揃っていると、タータンの特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「タータン」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Tartan: Unravelling the Exhibition(新しいタブで開きます)V&A Dundee
- Guidance - FAQs (What is tartan?)(新しいタブで開きます)The Scottish Register of Tartans (National Records of Scotland)
- タータン(改訂新版 世界大百科事典ほか)(新しいタブで開きます)コトバンク(平凡社・小学館ほか)
- Woman's hooded cloak, ca. 1860 (T.45-1958)(新しいタブで開きます)Victoria and Albert Museum
名称・説明・主な視覚的特徴と「タータンとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



