STYLE PROFILE
シュルレアリスム
Surrealism
夢のような物の組み合わせや変形で、現実にはない情景を作る表現。

シュルレアリスムの代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#293841 | 文字・線 | 9.46:1 | 本文の文字にも使える |
#688DA6 | 主色 | 2.76:1 | 文字には向かない |
#C59661 | 補助色 | 2.07:1 | 文字には向かない |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
シュルレアリスムのプロンプト例
シュルレアリスム風に、本来は結び付かない物の並置、夢や無意識を思わせる不可解な情景、現実の論理から離れた形や関係を取り入れてください。
シュルレアリスムの主な視覚的特徴
- 本来は結び付かない物の並置
日常の物を、ふつうはありえない組み合わせで並べ、見る人を驚かせます。デュシャンの《大ガラス》は、奇妙に並置された官能的な物によって、この運動の先駆けとされます。
- 夢や無意識を思わせる不可解な情景
ダリやタンギーらの写実的なシュルレアリスムでは、細部は写実的に描きながら、全体としては説明のつかない夢のような場面をつくります。タンギーの《サテンの音叉》には、不思議な光や長い影、奥へ深く続く空間とともに、孤独感があります。
- 現実の論理から離れた形や関係
物の大きさや材質、つながり方を現実の約束事から外し、ありえない形や関係を見せます。理性の統制を外して思考を書き取るという、ブルトンの定義に通じる表現です。
シュルレアリスムが向いている成果物
現実には結び付かない物を一つの情景に置き、驚きや問いを生む主題画像で視線を引ける。
シュルレアリスムとは
シュルレアリスム(超現実主義)は、1910年代の終わりから20年代の初めに、文学の運動として始まりました。1924年、詩人で批評家のアンドレ・ブルトンがパリで『シュルレアリスム宣言』を発表し、正式に出発しました。「現実を超えた」を思わせる「シュルレアリスト」という言葉は、詩人ギヨーム・アポリネールが、1917年に上演された劇の序文で作ったものです。
ブルトンは宣言で、シュルレアリスムを、理性による一切の統制がないまま思考を書き取る「純粋な心の自動現象」と定義しました。フロイトの精神分析の理論に学び、夢をはじめとする、意思によらない心の働きから生まれる表現を求めました。
方法は、自動描画から、きわめて写実的に描いた情景、物や素材の不気味な組み合わせまでさまざまでした。視覚芸術で最初に取り組んだのは、マックス・エルンスト、アンドレ・マッソン、ジョアン・ミロ、マン・レイです。1927年にパリへ移ったルネ・マグリットは、官能的な物を夢のような環境に並べて描き、1929年にはサルバドール・ダリがスペインからパリへ移り、最初のシュルレアリスムの絵画を描きました。
組織としての運動は、ヨーロッパでは第二次世界大戦の始まりとともに解散し、ブルトンやダリ、エルンスト、マッソンらはニューヨークへ移りました。その意外なイメージや深い象徴性は、ジョゼフ・コーネルやアーシル・ゴーキーら、後の世代の芸術家に影響を与えました。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 本来は結び付かない物が並べられている
- 夢を思わせる不可解な情景になっている
- 形や関係が現実の論理から離れている
これらが揃っていると、シュルレアリスムの特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「シュルレアリスム」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Surrealism(新しいタブで開きます)The Metropolitan Museum of Art
- Surrealism(新しいタブで開きます)Tate
- Surrealism(新しいタブで開きます)The Museum of Modern Art
名称・説明・主な視覚的特徴と「シュルレアリスムとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)

