STYLE PROFILE
数寄屋造
Sukiya-zukuri
自然な木肌と落ち着いた土壁に、自由な棚や細部の形を組み合わせる住宅建築の様式。

数寄屋造の代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#38342A | 文字・構造 | 9.43:1 | 本文の文字にも使える |
#9F9478 | 主色 | 2.28:1 | 文字には向かない |
#796348 | 補助色 | 4.32:1 | 大きな文字や図形なら使える |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
数寄屋造のプロンプト例
数寄屋造の雰囲気にしてください。丸太や樹皮を残した自然な木部、色を抑えた土壁、非対称な棚や工夫を凝らした小さな金具を取り入れてください。
数寄屋造の主な視覚的特徴
- 丸太や樹皮を残した自然な木部
丸太や、樹皮を残した面皮の材を多く使い、木部の多くは塗らずに素地のまま見せます。ヒノキに限らず、スギやマツ、竹なども用います。
- 色を抑えた土壁
土壁は色を抑えた落ち着いた仕上げにします。自然な木部と合わせたこうした素材の扱いは、茶室との結びつきを示すとされます。
- 非対称な棚や工夫を凝らした小さな金具
棚や欄間に不定形の形を用い、釘隠や引手などの金具にも新しい形を工夫します。棚には珍しい輸入材や透かし彫りも使われました。
数寄屋造が向いている成果物
自然な木肌と土壁、非対称な棚を見せ、日本の住空間や素材を扱う内容に静かな質感を与えられる。
数寄屋造とは
数寄屋造は、書院造の住まいから派生した建築の形式で、江戸時代の初め以降、公家や武士の邸宅や別荘に用いられました。「数寄屋」という言葉は、もとは茶の湯に使う建物を指し、「数寄屋造」という言葉は、のちに茶室の趣を取り入れた略式の書院造を表すようになりました。
床の間や棚の構成を自由に設計し、ヒノキだけでなくスギやマツ、ツガ、竹も使います。丸太や、樹皮を残した面皮の材を多く用い、初期には木部を灰黒色に塗った例もありましたが、のちには多くを塗らずに素地のまま見せました。土壁は色を抑え、屋根の勾配にはむくりをつけます。
一方、棚や欄間には不定形の形を使い、釘隠や襖の引手などの金具にも新しい形を工夫しました。棚には珍しい輸入材を用い、金具や繊細な彫刻、透かし彫りを施しました。棚のまわりの壁は紙張りが多いものの、土壁も一般的でした。JAANUSは、数寄屋造が茶室の影響だけでなく、17世紀の宮廷との交流の中で、自由な遊びの精神から発展したと説明しています。代表例には、ともに17世紀中ごろの京都の桂離宮と曼殊院小書院があります。
数寄屋造は江戸時代から裕福な人々の住まいに用いられ、1916年に愛知県蒲郡の旅館「常磐館」の別館として建てられた建物では、客室が数寄屋書院の様式でつくられました。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 柱などに、丸太や樹皮を残した材が見えている
- 土壁が、色を抑えた落ち着いた仕上げになっている
- 棚や金具に、不定形や工夫を凝らした形が使われている
これらが揃っていると、数寄屋造の特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「数寄屋造」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- JAANUS: sukiya-zukuri 数寄屋造(新しいタブで開きます)Japanese Architecture and Art Net Users System
- Center of the Home (Omoya, Choba, and Doma)(新しいタブで開きます)Japan Tourism Agency(観光庁 地域観光資源の多言語解説文データベース)
- The Cove(新しいタブで開きます)Japan Tourism Agency(観光庁 地域観光資源の多言語解説文データベース)
名称・説明・主な視覚的特徴と「数寄屋造とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



