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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

90年代の個人ホームページ風

Early Web

1990年代の個人ホームページに見られた、壁紙や小さな画像を寄せ集める表現。ここでは初期Web全体ではなく、星空の背景、飾り文字、工事中の印などを持つ装飾的なページを扱う。

90年代の個人ホームページ風のスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

90年代の個人ホームページ風の代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#101436)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#F2F2EE文字と構造15.91:1本文の文字にも使える
#5D49B6主な装飾2.63:1文字には向かない
#E7C342補助の装飾10.44:1本文の文字にも使える

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

90年代の個人ホームページ風のプロンプト例

90年代の個人ホームページ風でデザインしてください。濃い青の星空を繰り返した背景に、立体風の飾り文字、小さなGIF風の画像、工事中の印を寄せ集めてください。

90年代の個人ホームページ風の主な視覚的特徴

  1. 濃い青や紫の星空画像をタイルのように繰り返す背景

    黒や濃い青、紫の地に光る粒を散らした小さな画像を、背景にタイル状に繰り返します。軽い画像でも、Webを宇宙のような未来の場所に見せることができました。

  2. 立体風の飾り文字と小さなGIF風の画像

    立体風の飾り文字と、無料の素材集から集めた小さな動く画像を並べます。虹色の区切り線や「New!」の印、フィリックス・ザ・キャットは、多くのページで使われました。

  3. 工事中の印など、ページ作りを表す装飾

    道路標識のような「工事中」の印を置き、ページが作りかけであることを示します。のちには、ページがこれからも手入れされていくという約束の意味も持ちました。

90年代の個人ホームページ風が向いている成果物

  • 星空の壁紙、飾り文字、小さな画像をページ全体に配し、個人の制作やネット文化の催しに懐かしい手作り感を与えられる。

90年代の個人ホームページ風とは

90年代の個人ホームページ風は、1990年代半ばのWebで、専門家ではない人々が作ったページの見た目をもとにする表現です。美術家のオリア・リアリナは、2005年1月にアムステルダムで行った講演をもとにした文章で、当時のWebを「アマチュアのWeb」と呼び、明るく、豊かで、個人的で、遅く、工事中だったと述べています。

代表的な要素が星空の背景です。多くは黒や濃い青、紫の画像に光る粒を散らし、タイル状に繰り返します。2色で0.5キロバイトほどの画像でも、未来的な雰囲気を出せました。ページ作りには無料の素材集が使われ、背景、ボタン、区切り線、動く画像、「ようこそ」の見出しが集められました。「工事中」の印は、やがて警告から、ページがこれから育つという約束へと意味を変えました。

こうした土着的なデザインが集まったのが、1994年に設立されたジオシティーズです。広告の表示と引き換えに無料でページを置けましたが、2009年に閉鎖されました。リアリナとドラガン・エスペンシードは2010年に、救い出されたデータをもとにページの保存と復元に取り組み始めました。

1997年ごろには、専門家のサイトがアマチュアのページから距離を置くようになりました。一方でリアリナは2005年の講演をもとにした文章で、先進的なWebデザイナーが壁紙や立体文字を再び取り入れていると述べています。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 濃い青や紫の星空の画像が、背景に繰り返し敷かれている
  • 立体風の飾り文字や、小さな動く画像がある
  • 「工事中」の印など、ページ作りを表す飾りがある

これらのいくつかが揃っていると、90年代の個人ホームページ風の特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「90年代の個人ホームページ風」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「90年代の個人ホームページ風とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)