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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

アングロ・ジャパニーズ様式

Anglo-Japanese Style

日本の工芸を参照した、細い骨組みと非対称な構成を持つ英国の家具表現。

アングロ・ジャパニーズ様式のスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

アングロ・ジャパニーズ様式の代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#EDE6D7)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#242521文字・線12.41:1本文の文字にも使える
#93806A主色3.05:1大きな文字や図形なら使える

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

アングロ・ジャパニーズ様式のプロンプト例

アングロ・ジャパニーズ様式風に、細い部材を組み合わせた直線的な骨格、高さをずらした非対称な棚の配置、黒く着色した木を生かす簡潔な仕上げを取り入れてください。

アングロ・ジャパニーズ様式の主な視覚的特徴

  1. 細い部材を組み合わせた直線的な骨格

    細い脚や横木を直線的に組み、軽やかな骨組みをつくります。小さな机や椅子の軽い骨組みと、まっすぐか少しだけ曲がった脚は、同じ時代の唯美主義の家具にも共通する特徴でした。

  2. 高さをずらした非対称な棚の配置

    棚や戸棚の高さをずらし、左右非対称に配置します。サイドボードの幾何学的な形や、ゴドウィンが「詰まった部分と空いた部分の組み合わせ」と呼んだ構成は、日本の美術の原理の研究から生まれました。

  3. 黒く着色した木を生かす簡潔な仕上げ

    木を黒檀に似せて黒く着色し、飾りの少ない平らな面で仕上げます。ゴドウィンの円卓では、この黒い仕上げは日本の木工から着想されました。

アングロ・ジャパニーズ様式が向いている成果物

  • 細い骨組みと高さをずらした棚を主題に描き、日本の工芸を参照した英国家具の特徴を伝えられる。

アングロ・ジャパニーズ様式とは

アングロ・ジャパニーズ様式は、日本の美術とデザインの影響を受けた英国の家具の様式で、建築家・デザイナーのエドワード・ウィリアム・ゴドウィン(1833〜1886年)の設計と強く結びついています。

1853年に日本が外国との貿易に開かれるとヨーロッパで日本の品々への熱が高まり、1862年の国際博覧会の日本の展示も日本の形を広く紹介しました。日本の美術とデザインの影響は、1860〜70年代の英国の装飾芸術に表れています。日本の美術と文化に強い関心を持っていたゴドウィンは、1867年にロンドンの自宅の家具をデザインし始めたとき、日本から得た着想を用いました。

代表作のサイドボードは、1867年に自宅の食堂のためにデザインされたもので、幾何学的な形と飾りのない黒い面を持ちます。ゴドウィンは、その効果を詰まった部分と空いた部分の組み合わせと、途切れのある輪郭で得ようとしたと書いています。ゴドウィンがデザインしたこの様式の家具は、1877年に家具製造業者ウィリアム・ワットの図録『アート・ファニチャー』に載りました。1870年代にはリージェント・ストリートのリバティの店に通い、本物の日本の品をしばしば作品に組み込みました。

黒く着色した家具は、日本のデザインの影響で、1870〜80年代の英国でたいへん流行しました。サイドボードの簡潔な幾何学形と飾りのない黒い面は、20世紀を通じてモダニストたちを強く惹きつけました。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 細い部材が直線的な骨組みを作っている
  • 棚の高さがずれ、左右非対称に配置されている
  • 黒く着色した木の面が、飾りを抑えて仕上げられている

これらが揃っていると、アングロ・ジャパニーズ様式の特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「アングロ・ジャパニーズ様式」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「アングロ・ジャパニーズ様式とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)