STYLE PROFILE
唯美主義ドレス
Aesthetic Dress
締めつけを抑えた柔らかな衣服に、花の刺繍や歴史的な装飾を添える装いです。

唯美主義ドレスの代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#373A2F | 文字と構造 | 9.21:1 | 本文の文字にも使える |
#AC4F3D | 主な装飾 | 4.22:1 | 大きな文字や図形なら使える |
#AD9251 | 補助の装飾 | 2.37:1 | 文字には向かない |
#55798A | 少量の強調 | 3.71:1 | 大きな文字や図形なら使える |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
唯美主義ドレスのプロンプト例
唯美主義ドレスでデザインしてください。身体を締めない長い布の輪郭に、襟や袖口の花の刺繍と柔らかなひだを添えてください。
唯美主義ドレスの主な視覚的特徴
- ゆったりした長い輪郭
ウエストをゆるく仕立て、多くはコルセットや重いペチコート、バッスルを着けずに着ます。体を締めつけない、長く楽な形になります。
- 布の柔らかなひだと垂れ方
首から裾まで柔らかなひだを作って落ちるように裁ち、ウエストをスモッキングで留めた服もあります。V&A所蔵のリバティ商会のドレス(1893〜94年ごろ)がその例です。
- 襟や袖口、縦の帯に置く花の刺繍
草花に着想を得た手刺繍で飾ることが多く、「中世風」の刺繍の帯を付けたティー・ガウンもあります。ナショナル・トラスト所蔵のドレスでは、袖口の帯などに様式化した花模様が色糸で刺繍されています。
唯美主義ドレスが向いている成果物
柔らかな長い衣服と花の刺繍を主題にし、唯美主義の装いのゆとりと手仕事を紹介できる。
唯美主義ドレスとは
唯美主義ドレスは、19世紀後半に唯美主義運動の人々が取り入れた、ゆったりした服装です。唯美主義運動は、中世やルネサンスを題材にしたラファエル前派の画家たちに起源を持ち、1880年代に本格化しました。唯美主義者は、ラファエル前派の絵画をもとにした改良服を取り入れました。
女性の唯美主義ドレスは、ウエストをゆるく仕立て、袖をふくらませた服で、多くはコルセットや重いペチコート、バッスルを着けずに着られました。苔のような緑や黄土色など、土を思わせる色も特徴です。ナショナル・トラストの解説によると、この様式は、古代ギリシアの服の理想などにもとづく、締めつけのない流れるような服を好みました。
女優エレン・テリーは、ロンドンでこの服装改革の動きに関わりました。ゴドウィンも芸術的な服装の運動を支持し、1884年に、1875年創業のリバティ商会に新設された衣装部門の初代責任者となりました。オスカー・ワイルドは独自の唯美主義の服装を考え、1882年のアメリカでの講演旅行で唯美主義を広めました。
唯美主義ドレスは主流には受け入れられず、新聞で容赦なくからかわれました。それでもリバティの服飾部門は、唯美主義者や服装改革者に影響を受けたゆったりした服を扱いました。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 胴を締めつけない、ゆったりした長い輪郭になっている
- 柔らかな布がひだを作って垂れている
- 襟や袖口、縦の帯に花の刺繍が入っている
これらが揃っていると、唯美主義ドレスの特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「唯美主義ドレス」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Dress 1118926(新しいタブで開きます)National Trust Collections
- 1880–1889 (decade overview by Harper Franklin)(新しいタブで開きます)Fashion History Timeline, Fashion Institute of Technology
- Dress (Liberty & Co. Ltd., probably 1893–1894), T.17-1985(新しいタブで開きます)Victoria and Albert Museum
- Dress 1118926 (Internet Archive copy, 2024-11-05)(新しいタブで開きます)National Trust Collections
名称・説明・主な視覚的特徴と「唯美主義ドレスとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



