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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

抽象表現主義

Abstract Expressionism

筆や絵の具を動かした跡を前面に出し、身振りの勢いを見せる抽象表現。

抽象表現主義のスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

抽象表現主義の代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#E9E2D3)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#2B2D2D文字・線10.74:1本文の文字にも使える
#AA684D主色3.39:1大きな文字や図形なら使える
#637A80補助色3.52:1大きな文字や図形なら使える

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

抽象表現主義のプロンプト例

抽象表現主義風に、筆を動かした身振りが残る線、絵の具の厚みや重なりを見せる表面、即興的に広がる抽象的な構成を取り入れてください。

抽象表現主義の主な視覚的特徴

  1. 筆を動かした身振りが残る線

    大きな筆を払うように動かし、描いた身振りをそのまま線として残します。身振りは画家の「署名」であり、作品が実際に作られた過程の証拠だと考えられました。

  2. 絵の具の厚みや重なりを見せる表面

    絵の具を重ね、塗った跡を隠さずに見せます。多くの画家が、市販のペンキや家の塗装用の刷毛など、伝統的でない材料も試しました。

  3. 即興的に広がる抽象的な構成

    描きながら画面を即興的に広げ、具体的な物を描かない構成をつくります。勢いまかせに見えても、ポロックらは混沌と制御の釣り合いを保っていました。

抽象表現主義が向いている成果物

抽象表現主義とは

抽象表現主義は、1940年代初めに、主にニューヨークで生まれた美術の動向です。1940〜50年代を代表する運動で、ニューヨークを初めて国際的な近代美術の最前線に押し上げました。画家たちは「ニューヨーク派」とも呼ばれました。

目指したのは、抽象でありながら、表現的で感情に訴える芸術です。芸術は無意識から生まれるべきだというシュルレアリスムの考えに刺激を受け、自発性と即興を大切にし、描く過程を何より重んじました。作品は、勢いのある身振りを強調するものと、開かれた色面に向かう思索的なものの、大きく2つの傾向に分けられます。

身振りの側は、ジャクソン・ポロックとウィレム・デ・クーニングが率いました。ポロックは1947年、床に置いた下地のないキャンバスに、薄めた絵の具を注いだり垂らしたりする技法を生みました。批評家ハロルド・ローゼンバーグは1952年、こうした絵画を指して「アクション・ペインティング」という言葉を作りました。色面の側では、マーク・ロスコ、バーネット・ニューマン、クリフォード・スティルが、大きな色の面による単純な構成を描きました。

第一世代は1943年から1950年代半ばまで栄え、戦後、美術界の中心をパリからニューヨークへ移しました。作品は巡回展や出版物で広く知られ、アメリカとヨーロッパの次の世代に大きな影響を与えました。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 筆を動かした勢いが線に残っている
  • 絵の具の厚みや重なりが表面に見えている
  • 具体的な物を描かず、形が即興的に広がっている

これらのいくつかが揃っていると、抽象表現主義の特徴を持っていると言えるでしょう。

ロスコらの広い色面による絵画は、1960年ごろからカラーフィールドと呼ばれる表現へ発展しました。

実例を見る

Google画像検索で「抽象表現主義」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「抽象表現主義とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)