さいたま市民医療センターの手術画像を保存した記録媒体の紛失事案の概要と評価
さいたま市民医療センターで、手術部位や検体の画像約200枚を保存した記録媒体が紛失しました。別に、患者の写真などを含む職員専用ページのファイルへ、権限のない第三者が直接アクセスできる状態だったことも判明しました。
- 発生日
- 未確認
- 公表日
- (報道日)
- 紛失した媒体内の画像
- 約200枚
- 直接アクセス可能だったファイル
- 患者の写真2枚、職員2人の氏名・電話番号
事案の概要
- 企業・サービス
- さいたま市民医療センターの手術画像を保存した記録媒体の紛失
- 確認状況
- 媒体の院外への持ち出しは確認されていませんが、可能性は否定されていません。ファイルへの第三者による実際の閲覧や取得は報道で示されていません。
- 発生日
- 未確認
- 公表日
- (報道日)
報道の掲載日です。
経緯
Security NEXTの2026年11月6日の報道によると、さいたま市民医療センターで、外科手術中および手術後の手術部位と採取した検体の画像を保存した記録媒体が紛失しました。媒体の院外への持ち出しは確認されていませんが、その可能性は否定できないとしています。
報道によると、別に、ウェブサイトの職員専用ページに過去に保存された一部ファイルが、アクセス権限を持たない第三者から直接アクセスできる状態だったことも判明しました。対象は2018年7月20日にアップロードされた「センターマニュアル」です。
対象となった情報
紛失した媒体には手術部位と検体の画像約200枚が保存されていました。検体の画像には患者IDを記載した紙片が写り込んでおり、媒体はパスワードで保護されていませんでした。対象患者の人数や第三者による画像の取得は報道で示されていません。
直接アクセスできる状態だったセンターマニュアルには、患者の写真2枚と職員2人の氏名、電話番号が含まれていました。第三者による実際の閲覧や取得は報道で示されていません。
報道によると、同法人は対象患者に説明と謝罪を行っています。
対象情報
- 健康・医療情報紛失・流出未確認紛失した記録媒体
手術中および手術後の手術部位と採取した検体の画像が保存された記録媒体を紛失しました。
- ID・識別子紛失・流出未確認紛失した記録媒体
紛失した媒体の検体画像には、患者IDを記載した紙片が写り込んでいました。
- 本人確認書類・個人番号閲覧可能職員専用ページのセンターマニュアル
職員専用ページのファイルには患者の写真2枚が含まれ、権限のない第三者が直接アクセスできる状態でした。写真による本人識別の可否は示されていません。
- 氏名閲覧可能職員専用ページのセンターマニュアル
職員専用ページのファイルには職員2人の氏名が含まれていました。
- 電話番号閲覧可能職員専用ページのセンターマニュアル
職員専用ページのファイルには職員2人の電話番号が含まれていました。
Sとした理由
手術部位や検体の具体的な画像を保存した媒体が紛失しており、深い健康情報への影響としてSに評価します。別のファイルへのアクセス可能状態は、媒体の紛失と区別して記録します。
評価基準 v4.1 ・ 評価日 2026-11-07
Sの評価基準深い私的情報・本人確認書類画像・有効な認証情報の侵害、それと同等の管理機能・アカウント支配、大規模な連絡先流出、又は主要な提供機能の停止。