三井住友海上・あいおいニッセイ同和損保の契約者専用ページへの不正アクセス事案の概要と評価
契約者専用ページへの不正アクセスにより、あいおいニッセイ同和損保と三井住友海上の契約者情報計約48万件が流出しました。報道によると、同じページを経由して三井住友海上あいおい生命の顧客情報約5300件も流出しました。
- 発生日
- 未確認
- 公表日
- 両損保の流出
- 計約48万件
- 三井住友海上あいおい生命の流出
- 約5300件
事案の概要
- 企業・サービス
- 三井住友海上・あいおいニッセイ同和損保の契約者専用ページへの不正アクセス
- 確認状況
- あいおいニッセイ同和損保は流出を確認し、原因と影響範囲を調査しています。同社によると、現時点で漏えい情報の不正使用は確認されていません。
- 発生日
- 未確認
- 公表日
経緯
あいおいニッセイ同和損害保険は、2026年11月2日夜間に契約者専用ページへの不正アクセスを検知し、11月3日深夜に関連サービスを停止しました。その後の影響調査で情報漏えいを確認しました。
同社は専用ページをネットワークから切り離しており、サービス停止後の外部からの不正アクセスはないとしています。現時点で漏えいした情報の不正使用は確認されていません。
NHKの報道によると、あいおいニッセイ同和損保と三井住友海上火災保険の流出は計約48万件です。朝日新聞の報道によると、三井住友海上あいおい生命保険でも約5300件が流出しました。日本経済新聞は、両損保の契約者サイトを経由した漏えいと報じています。
流出した情報と流出していない情報
あいおいニッセイ同和損保によると、11月6日午前9時時点の流出は約44.4万件で、保険証券番号、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、専用ページIDなどが含まれます。項目は顧客によって異なります。
同社ではカード名義人とカード番号の下4桁が3件、口座名義人、金融機関名と下3桁を除く口座番号が19件含まれました。カード番号の全桁とセキュリティコード、口座番号の全桁と暗証番号、インターネットバンキングの認証情報は漏えいしておらず、要配慮個人情報も含まれないとしています。
朝日新聞の報道によると、三井住友海上では約3万7000件、三井住友海上あいおい生命では約5300件の保険証券番号、氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどが流出しました。日本経済新聞の報道によると、三井住友海上はクレジットカードや口座に関する情報の流出はないとしています。
原因
あいおいニッセイ同和損保は、原因と影響範囲について外部専門機関によるフォレンジック調査を進めています。
対象情報
- ID・識別子流出確認
保険証券番号が流出しました。あいおいニッセイ同和損保では専用ページIDも含まれます。
- 氏名流出確認
氏名が流出しました。あいおいニッセイ同和損保ではカード名義人や口座名義人を含む少数の情報も流出しました。
- 住所流出確認
住所が流出しました。
- 電話番号流出確認
電話番号が流出しました。
- メールアドレス流出確認
メールアドレスが流出しました。
- 決済情報流出確認
あいおいニッセイ同和損保のカード番号下4桁が3件、金融機関名と下3桁を除く口座番号が19件流出しました。カード番号・口座番号の全桁や決済・ネットバンキングの秘密情報は漏えいしていないとしています。
被害に遭われた方、心当たりのある方向けの対処法
対象者への案内と問い合わせ
あいおいニッセイ同和損保は、対象者に準備が整い次第、順次個別に案内する予定です。不安や不明点の問い合わせ窓口は0120-705-101です。受付は11月6日が9時~18時、7日・8日が9時~17時、9日以降は年末年始・土日祝日を除く平日の9時~17時です。
Yahoo!ニュースの記事によると、三井住友海上の問い合わせ窓口は0120-560-559です。
不審な連絡への注意
あいおいニッセイ同和損保は、同社を装ったメール、SMS、電話に注意し、不審な連絡に記載されたリンクへのアクセス、添付ファイルの開封、パスワードやクレジットカード情報などの入力をしないよう求めています。Yahoo!ニュースの記事によると、三井住友海上も不審な連絡への注意を呼びかけています。
Aとした理由
あいおいニッセイ同和損保だけで、氏名や連絡先を含む顧客情報約44.4万件の流出が確認されています。通常の登録属性を含む情報の大規模な流出としてAと評価します。
評価基準 v4.1 ・ 評価日 2026-11-06
Aの評価基準金融・人事・具体的な生活や行動履歴の露出、一定規模以上の連絡先流出、又は代替対応を要する一部業務・サービスの停止。