JNSAの情報セキュリティ理解度チェックサービスへの不正アクセス事案の概要と評価

JNSAの情報セキュリティ理解度チェックサービスが不正アクセスを受け、利用者IDやハッシュ化されたパスワード、管理担当者の氏名・メールアドレスなど最大1万5128件が漏えいした可能性があります。

発生日
2026/10/30頃(推定)
公表日
(報道日)
漏えいした可能性がある情報
最大1万5128件
サービス
停止中

事案の概要

企業・サービス
JNSAの情報セキュリティ理解度チェックサービスへの不正アクセス
確認状況
サービスは停止され、外部専門事業者と原因・影響範囲を調査しています。侵入経路と情報ごとの対象件数は判明していません。
発生日
2026/10/30頃以降(推定)10月30日夜ごろから攻撃を受けていた可能性があります。終了時点は不明です。 根拠資料
公表日
(報道日)
報道の掲載日です。

経緯

ITmediaの報道によると、JNSAは2026年11月6日、同協会が運営する「情報セキュリティ理解度チェックサービス」が第三者による不正アクセスを受け、最大1万5128件の個人情報が漏えいした可能性があると発表しました。同サービスは企業や団体が従業員の情報セキュリティに関する理解度を確認するためのものです。

JNSAは11月4日に不正アクセスを確認しました。その後の調査で、10月30日夜ごろから攻撃を受けていた可能性が分かりました。JNSAは被害拡大を防ぐためサービスを停止し、外部専門事業者と原因や影響範囲を調査しています。対象者には特定でき次第個別に連絡する方針で、11月6日中に個人情報保護委員会へ報告する予定です。

対象となった情報

報道によると、漏えいした可能性があるのは、利用者ID、ハッシュ化されたパスワード、受講を管理する担当者の氏名、企業名、メールアドレス、組織所在地、従業員数、業種、利用ユーザー数です。

Rocket Boysの報道によると、最大1万5128件の内訳や情報ごとの件数は示されていません。この数を対象人数や各項目の件数に読み替えることはできず、件数は調査によって変動する可能性があります。パスワードのハッシュ方式やソルトの有無は公表されておらず、第一報で列挙された対象情報に受講結果や得点そのものは含まれていません。

対象情報

  • 氏名流出のおそれ

    受講を管理する担当者の氏名です。

  • メールアドレス流出のおそれ

    受講を管理する担当者のメールアドレスです。

  • ID・識別子流出のおそれ

    サービスの利用者IDです。

  • パスワード流出のおそれ

    ハッシュ化されたパスワードです。方式やソルトの有無は公表されていません。

被害に遭われた方、心当たりのある方向けの対処法

不審なメールへの注意

ITmediaの報道によると、JNSAは漏えいした情報を悪用したなりすましメールが届く可能性があるとして、不審なメールのリンクや添付ファイルを開かないよう呼び掛けています。

Rocket Boysの報道によると、JNSAはメール本文中のURLからID・パスワードの入力や変更を求めることはないとしています。

情報の種類別に、基本の対処法を確認する →

Bとした理由

管理担当者の氏名とメールアドレスなどが漏えいした可能性があり、サービスへの不正アクセスも確認されています。パスワードはハッシュ化されており、そのまま不正アクセスに使える状態だったかは確認されていません。

評価基準 v4.1 ・ 評価日 2026-11-06

Bの評価基準

氏名・連絡先等の露出、又は不正侵入を確認したが業務影響の範囲が不明・重要な影響が未確認の事案。

評価基準を見る →

出典

  1. セキュリティ啓発団体に不正アクセス 個人情報最大1.5万件漏えいか⁠報道itmedia.co.jp
  2. 特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)に不正アクセス、最大1万5,128件の個人情報漏えいの可能性 セキュリティ理解度チェックのID・ハッシュ化パスワードも対象⁠rocket-boys.co.jp
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