Mリーグ公式サイト・オンラインショップへの不正アクセス事案の概要と評価
Mリーグ公式サイトと公式オンラインショップへの不正アクセスで、利用者9,502人の個人情報と注文履歴13,922件が漏えいしました。
- 発生日
- 2026/10/29
- 公表日
- (報道日)
- 個人情報の漏えい対象
- 9,502人
- 注文履歴
- 13,922件
事案の概要
- 企業・サービス
- Mリーグ公式サイト・オンラインショップへの不正アクセス
- 確認状況
- セキュリティ対策Labの報道によると、11月2日時点で侵害されたシステムは外部から接続できず、公式サイトの一部掲載は再開しています。オンラインショップの再開時期は未定です。
- 発生日
- 2026/10/29報道によると、攻撃を受けたのは10月29日夜です。 根拠資料
- 公表日
- (報道日)
販売主張の報道日。企業による漏洩の公表日ではありません。
経緯
セキュリティ対策Labの報道によると、一般社団法人Mリーグ機構は2026年11月2日、公式サイトと公式オンラインショップが10月29日夜に第三者から不正アクセスを受け、利用者9,502人の個人情報が漏えいしたと発表しました。内訳はオンラインショップ9,497件、公式会員サイト5件です。
機構は10月29日中に異常を検知して不正アクセスを遮断し、30日未明にサーバーを停止しました。11月2日時点で外部からの接続を遮断しており、遮断後の新たな不正アクセスは確認していないと報じられています。
報道によると、機構は既存システムを再稼働させず、切り離した新環境で再構築する方針です。公式サイトでは11月2日から試合日程・結果とニュースの掲載を再開しましたが、オンラインショップの再開時期は未定です。対象者に個別連絡し、個人情報保護委員会への報告を済ませ、警察への届出手続きを進めています。
流出した情報と流出していない情報
報道によると、対象は2019年10月から2026年10月29日までの対象サービス利用者で、会員登録せずに購入した人も含まれます。オンラインショップの購入者情報には、氏名、請求先・配送先住所、電話番号、メールアドレス、ログインID、登録日、パスワードのハッシュ値などが含まれます。
注文番号、日時、商品、金額、支払方法などを含む注文履歴13,922件も対象です。この件数は漏えい対象の人数とは別の集計です。パスワードについてはハッシュ値が対象であり、平文の漏えい、解読や不正ログインが発生したとの発表ではありません。ハッシュ方式やソルトの利用状況は公表内容から判断できません。
クレジットカード等の決済情報は対象システムで保有しておらず、漏えい対象外です。報道によると、決済代行会社でも本件に起因する不正な取引は確認されておらず、不正な商品発送が生じた注文も確認されていません。
対象情報
- 氏名流出確認
公式オンラインショップの購入者情報に氏名が含まれます。
- 住所流出確認
公式オンラインショップの請求先・配送先住所が含まれます。
- 電話番号流出確認
公式オンラインショップの購入者情報に電話番号が含まれます。
- メールアドレス流出確認
公式オンラインショップの購入者情報にメールアドレスが含まれます。
- ID・識別子流出確認
公式オンラインショップの購入者情報にログインIDが含まれます。
- パスワード流出確認
パスワードのハッシュ値が対象です。平文の漏えいや解読の確認を意味しません。
被害に遭われた方、心当たりのある方向けの対処法
利用者への案内
セキュリティ対策Labによると、Mリーグ機構は対象者への個別通知に、パスワードやカード情報の入力を求めるリンクや添付ファイルを含めないと案内しています。
同報道は、旧Mリーグサイトと同じパスワードを他のサービスでも使っている利用者に、該当サービスのパスワード変更を勧めています。また、オンラインショップの再開やパスワード再設定について新たな公式発表を確認するよう案内しています。
Aとした理由
氏名や連絡先に加え、商品・金額・日時を含む具体的な注文履歴が漏えいしています。パスワードはハッシュ値が対象で、解読や不正ログインの確認は報じられていません。
評価基準 v4.1 ・ 評価日 2026-11-02
Aの評価基準金融・人事・具体的な生活や行動履歴の露出、一定規模以上の連絡先流出、又は代替対応を要する一部業務・サービスの停止。