ティエスエスリンクのウェブサイトへの不正アクセス事案の概要と評価

ティエスエスリンクのウェブサイトへの不正アクセスにより、フォーム入力内容約160件と製品サポートサイトの認証情報約250件が漏えいした可能性があります。

発生日
2026/06/12〜2026/10/13
公表日
(報道日)
フォーム入力内容
約160件が漏えいした可能性
製品サポートサイトの認証情報
約250件が漏えいした可能性

事案の概要

企業・サービス
ティエスエスリンクのウェブサイトへの不正アクセス
確認状況
不正アクセスと不正な管理者アカウントが確認され、既知の侵入経路は封じ込められています。情報の実際の漏えいや認証情報の不正利用は、報道中では確認されていません。
発生日
2026/06/12〜2026/10/13報道が伝える不正アクセスの発生期間です。 根拠資料
公表日
(報道日)
販売主張の報道日。企業による漏洩の公表日ではありません。
公表された原因
外部委託で運用するウェブサイトの管理・運用に使用していたWordPressプラグインの脆弱性を第三者が悪用しました。

経緯

ScanNetSecurityの報道によると、ティエスエスリンクは2026年10月21日、同社ウェブサイトへの不正アクセスを発表しました。6月12日から10月13日にかけて不正アクセスが発生し、10月13日に判明しました。

対象は企業サイト、製品サポートサイト、評価版ダウンロードサイト、製品ヘルプサイトです。同社は不正な管理者アカウント、不正ファイル、不正利用されたプラグインなどを削除し、既知の侵入経路を封じ込めました。

同社によると、公開中のWebページと配布モジュールを照合しており、現時点で改ざんは確認されていません。確認可能な通信量とメール送信記録の範囲では、不審なメール送信も確認されていません。

同社は、今回の不正アクセスは製品自体に起因せず、製品に本件に起因するセキュリティ上の問題は確認されていないとして、現在利用中の製品を引き続き利用できるとしています。

対象となった情報

報道によると、問い合わせ・評価版申し込みフォームの入力内容約160件が漏えいした可能性があります。項目は氏名、メールアドレス、電話番号、会社名・部署名、保守ユーザーID、評価版申し込み製品、問い合わせ内容、添付ファイルです。

製品サポートサイトの認証情報約250件も漏えいした可能性があります。項目はユーザーIDとログイン用パスワードです。

原因

報道によると、外部委託で運用するウェブサイトの管理・運用に使用していたWordPressプラグインの脆弱性を第三者が悪用しました。

同社は管理・運用体制を見直し、委託先への指揮・監督やセキュリティ管理状況の確認を強化するとともに、脆弱性対応、認証・ログ管理、インシデント発生時の報告・対応体制を見直すとしています。

対象情報

  • 氏名流出のおそれ問い合わせ・評価版申し込みフォーム

    問い合わせ・評価版申し込みフォームの入力内容に含まれます。

  • メールアドレス流出のおそれ問い合わせ・評価版申し込みフォーム

    問い合わせ・評価版申し込みフォームの入力内容に含まれます。

  • 電話番号流出のおそれ問い合わせ・評価版申し込みフォーム

    問い合わせ・評価版申し込みフォームの入力内容に含まれます。

  • ID・識別子流出のおそれ問い合わせ・評価版申し込みフォーム

    フォーム入力内容に保守ユーザーIDが含まれます。

  • ID・識別子流出のおそれ製品サポートサイトの認証情報

    製品サポートサイトの認証情報にユーザーIDが含まれます。

  • パスワード流出のおそれ製品サポートサイトの認証情報

    製品サポートサイトのログイン用パスワードです。

Bとした理由

氏名や連絡先を含むフォーム入力内容の漏えいのおそれがあり、不正な管理者アカウントも確認されています。認証情報の不正利用や、より深い情報の具体的な内容は確認されていません。

評価基準 v4.1 ・ 評価日 2026-11-02

Bの評価基準

氏名・連絡先等の露出、又は不正侵入を確認したが業務影響の範囲が不明・重要な影響が未確認の事案。

評価基準を見る →

出典

  1. WPプラグインの脆弱性悪用 ~ ティエスエスリンクのウェブサイトに不正アクセス、製品にはセキュリティ上の問題 確認されておらず⁠scan.netsecurity.ne.jp
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