薬日本堂株式会社/委託先メールサービス事案の概要と評価
薬日本堂は2026年3月2日、利用していた迷惑メールフィルタリングサービスへの不正アクセスにより、隔離メールのアドレス・内容などが第三者に閲覧された可能性があると公表しました。
- 発生日
- 未確認
- 公表日
- 対象人数・件数
- 未公表
事案の概要
- 企業・サービス
- 薬日本堂株式会社/委託先メールサービス
- 確認状況
- 第三者による閲覧のおそれ
- 発生日
- 未確認
- 公表日
経緯
薬日本堂は、利用していた「OneOffice SPAM Filtering」の委託先であるTOKAIコミュニケーションズから、第三者による不正アクセスと情報漏えいに関する報告を受けたとしています。委託先の外部専門機関による調査で2026年1月22日に不正アクセスの範囲が判明し、薬日本堂は1月27日に調査結果の報告を受けました。
薬日本堂は2026年3月2日にこの事案を公表しました。同日の告知では、本件に起因する個人情報の不正利用などの二次被害は確認されていないとしています。
対象となった情報
第三者に閲覧された可能性があるのは、2025年11月11日から12月7日までに薬日本堂が受信し、迷惑メール隔離サーバーに隔離されたメールに含まれるメールアドレスと内容です。対象期間の開始日は隔離メールの保管期限から判断したもので、誤検知によって隔離されたメールも含まれる可能性があるとしています。
同サービスのホワイトリスト・ブラックリストに登録していたメールアドレスも対象です。対象となる人数やメールの件数、メール内容に含まれる具体的な個人情報の項目は公表していません。
原因
薬日本堂の告知によると、サービスを構成するCisco製機器の脆弱性が悪用され、委託先は迷惑メールを隔離するサーバーと、アカウント情報などを管理するLDAPサーバーで不正アクセスの疑いを検知しました。
当該脆弱性は不正アクセス発生時点では確認されていなかったとしています。2026年1月15日に機器の提供元が修正済みソフトウェアを公開し、3月2日の告知では委託先が復旧作業を進めていると説明しています。
対象情報
- メールアドレス閲覧のおそれ隔離された受信メール
2025年11月11日〜12月7日に受信し隔離されたメール内のアドレス。開始日は保管期限による判断。
- メールアドレス閲覧のおそれホワイトリスト・ブラックリスト
同サービスに登録していたメールアドレス。
Bとした理由(暫定)
メールアドレスと隔離メールの内容が閲覧された可能性があります。メール内容の具体的な情報や対象規模が未公表のため、暫定評価です。
Bの評価基準氏名・連絡先等の露出、又は不正侵入を確認したが業務影響の範囲が不明・重要な影響が未確認の事案。