ホテリエ/Grand Inn Canalsideなど8施設事案の概要と評価

旧運営会社のアカウント経由の不正アクセスで、8施設全体7,919人の氏名・連絡先・宿泊予約情報が流出。住所・カード・パスポート情報は対象外。

発生日
未確認
公表日
流出確認の対象
8施設全体で7,919人
対象情報
氏名・連絡先・国籍・宿泊日・施設名・宿泊料金等

事案の概要

企業・サービス
ホテリエ/Grand Inn Canalsideなど8施設
確認状況
流出確認(8施設全体)
発生日
未確認
公表日

経緯

ホテリエは2026年10月7日、利用する宿泊管理システムへの不正アクセスにより、お客様の個人情報が流出したと公表しました。2026年9月14日にシステム運営会社が不正アクセスを検知してアカウントを停止し、ホテリエは翌15日に不正ログインの報告を受けたとしています。

2026年9月16日の調査で、同社が運営・管理していなかったアカウントを通した、海外からとみられる不正アクセスと情報流出を確認し、翌17日に個人情報保護委員会へ速報を報告したとしています。2026年10月7日の公表時点で、不正利用や二次被害の報告は確認していないとしています。

流出した情報と流出していない情報

対象は、Webサイトから予約して予約が成立したお客様7,919人で、8施設全体の人数です。氏名、電話番号、メールアドレス、国籍、宿泊日、施設名、宿泊料金等の予約情報が対象で、住所、クレジットカード情報、パスポート情報は含まれないとしています。

対象施設はGrand Inn Canalside、VIDA博多、Arbor House、Vacation Rental NISHIDA、TKスクエア鹿児島中央、VC Volcano、SG Premium KASAI、彩ホテルです。資料が示す対象期間は2026年4月8日〜2026年9月14日で、彩ホテルについては2026年4月8日〜2026年6月3日に宿泊・予約したお客様としています。この期間は対象となる宿泊・予約の範囲であり、不正アクセスが続いた期間を示すものではありません。

Grand Inn Canalsideを所有する大英産業は、同日付の発表で同施設の予約情報に漏洩の可能性があると公表しています。同施設単独の人数は示されておらず、ホテリエの8施設全体の流出確認と区別します。

原因

ホテリエは2022年に旧運営会社から運営を引き継いだ際、引継ぎ資料に当該アカウントの情報がなく、存在を認識していなかったとしています。2026年9月14日にこのアカウント経由の不正アクセスを確認しましたが、第三者が利用できた原因は不明としています。アカウントの停止と不正アクセス元の遮断は完了したと公表しています。

対象情報

  • 氏名流出確認

    8施設全体で流出確認された予約情報に含まれる氏名。Grand Inn Canalside単独の対象人数は不明。

  • 電話番号流出確認

    8施設全体で流出確認された予約情報に含まれる電話番号。

  • メールアドレス流出確認

    8施設全体で流出確認された予約情報に含まれるメールアドレス。

被害に遭われた方、心当たりのある方向けの対処法

対象者への案内と不審な連絡への注意

ホテリエは対象のお客様へ説明とお詫びをメールで連絡するとしています。同社や関係者を装う不審なメール、SMS、電話に注意するよう案内しています。問い合わせ窓口はホテリエの公表資料に掲載されています。

情報の種類別に、基本の対処法を確認する →

Aとした理由(暫定)

本人を識別する情報に具体的な宿泊日・施設・料金が結びつく予約情報の流出をA1としてA。8施設全体の7,919人を単一施設の人数に転用しない。有効な認証情報の窃取や主要管理機能の横断操作は確認できず、侵入原因・権限範囲が未確定のため暫定。

Aの評価基準

金融・人事・具体的な生活や行動履歴の露出、一定規模以上の連絡先流出、又は代替対応を要する一部業務・サービスの停止。

評価基準を見る →

出典

  1. 弊社が利用する宿泊管理システムへの不正アクセスによる、お客様の個人情報流出に関するお詫びとお知らせ⁠hotel.inc
  2. 個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ⁠daieisangyo.co.jp
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