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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

セルジューク建築

Seljuk Architecture

イスファハーンの金曜モスクを代表例に、四方の大きなアーチ空間と煉瓦のドームを組み合わせる建築表現。

セルジューク建築のスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

セルジューク建築の代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#EDE0CA)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#44382D文字・構造8.71:1本文の文字にも使える
#B48D63主色2.32:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

セルジューク建築のプロンプト例

セルジューク建築の雰囲気にしてください。中庭の四方に向き合う大きなアーチ空間、煉瓦の積み方を見せるドーム、柱と小さなドームを連続させる屋内空間を取り入れてください。

セルジューク建築の主な視覚的特徴

  1. 中庭の四方に向き合う大きなアーチ空間

    中庭の各辺の中央に、一方が中庭に開いたヴォールトの大広間(イーワーン)を置きます。メッカの方向に向くイーワーンは、最も大きく華やかに飾られることが多くあります。

  2. 煉瓦の積み方を見せるドーム

    イスファハーンの金曜モスクでは、ドームの下面がさまざまな幾何学的な形に作られます。煉瓦の並べ方の工夫が内部を彩り、土色の簡素な外観と対照をなします。

  3. 柱と小さなドームを連続させる屋内空間

    イスファハーンの金曜モスクでは、煉瓦の柱と円柱が屋根を支え、礼拝室を中庭から四方へ広げます。上空から見ると、屋根はドームが連なって「気泡緩衝材」のように見えると説明されています。

セルジューク建築が向いている成果物

  • 四方の大きなアーチ空間と煉瓦のドームを描き、セルジューク建築の中庭と構造を主題画像にできる。

セルジューク建築とは

セルジューク建築は、セルジューク朝のもとでイランを中心に築かれた、モスクや学校の建築です。大セルジューク朝(1038〜1194年)は、イラン世界全体とイラク、シリア、アナトリアの一部を治めた、トルコ系のスンナ派の王朝でした。

セルジューク朝は、スンナ派の教えを広めるため、学問の施設マドラサを取り入れました。マドラサにはふつうモスクと教室、学生と教師の宿舎が備わります。宰相ニザーム・アル=ムルクはアフガニスタン、イラン、イラクにマドラサを建てさせ、いずれもニザーミーヤと呼ばれました。11世紀のイランでは、多柱式のモスクが、中庭の各辺の中央に一方が中庭に開いたヴォールトの大広間(イーワーン)を置く、四イーワーン形式に改められ始めました。

代表例のイスファハーンの金曜モスクは、もとは多柱式のモスクでした。11世紀にセルジューク朝がイスファハーンを都とすると、マリク・シャー1世(在位1072〜1092年)とその直後の後継者のもとで四イーワーン形式になり、2つの大きなドームも加えられました。

このモスクは後の四イーワーン形式のモスクの原型とされ、この形式はインドからカイロまで広く用いられました。ユネスコは、ニザーム・アル=ムルクのドームを、イスラム世界で最初の二重殻のリブ付きドームと評価しています。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 中庭の四方に、大きなアーチ状のイーワーンが向き合っている
  • ドームの内側に、煉瓦の積み方が見えている
  • 柱が並ぶ屋内の上に、いくつものドームが連なっている

これらが揃っていると、セルジューク建築の特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「セルジューク建築」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「セルジューク建築とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)