STYLE PROFILE
マキシマリズム
Maximalism
強い色や異なる柄、さまざまな物を積極的に重ねて、豊かさを見せるスタイル。

マキシマリズムの代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#28253E | 文字・線 | 11.86:1 | 本文の文字にも使える |
#BA3557 | 主色 | 4.52:1 | 本文の文字にも使える |
#297567 | 補助色 | 4.40:1 | 大きな文字や図形なら使える |
#D6A331 | 強調色 | 1.84:1 | 文字には向かない |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
マキシマリズムのプロンプト例
マキシマリズム風に、鮮やかな色の組み合わせ、花柄や幾何学柄など異なる模様の併置、作品や装飾物を密に重ねた構成を取り入れてください。
マキシマリズムの主な視覚的特徴
- 鮮やかな色の組み合わせ
彩度の高い色を、壁や家具に大胆に使って組み合わせます。濃く鮮やかな色はそれ自体に強い存在感があり、マキシマリズムの室内に欠かせない要素とされます。
- 花柄や幾何学柄など異なる模様の併置
花柄、幾何学模様、動物柄など、モチーフの違う模様を同じ空間に並べます。素材や色、柄を互いに対比させることが、この様式の基本の1つです。
- 作品や装飾物を密に重ねた構成
棚や壁に、作品、彫刻、本、思い出の品を重ねて並べます。ただ詰め込むのではなく、選んで配置することで、棚を展示室のようにまとめます。
マキシマリズムが向いている成果物
強い色と異なる柄を積極的に重ね、装飾や多様さそのものを主題にした豊かな外観を作れる。重要な名称や案内は装飾から分ける。
マキシマリズムとは
マキシマリズムは、色や柄、物の豊かさを積極的に見せるデザインの考え方です。ミニマリズムの対極にあり、「多いほどよい(more is more)」という姿勢に立ちます。決まった美術運動の名前ではなく、大胆で手の込んだ表現を指す言葉として、報道でよく使われます。
その美しさは、過剰さと折衷にあるとされます。室内では、大胆な色と柄を重ねて豊かさを見せ、さまざまな柄・色・質感・物を組み合わせることもよくあります。ただし、物をただ部屋に積み上げることではなく、ほかの室内様式と同じように、意図して選び、まとめるものとされます。
美術評論家ロバート・ピンカス=ウィッテンは、ミニマル・アートとポスト・ミニマル・アートへの反動を言い表すのに、この語を使いました。ボストン現代美術館(ICA)の展覧会「Less Is a Bore」は、ミースの「少ないほど豊か(less is more)」に対する建築家ロバート・ヴェンチューリの切り返しにならい、1970年代のパターン・アンド・デコレーション運動の作家を含む芸術家が、モダニズムとミニマリズムの優位を揺さぶろうとしてきたことを示しました。
ファッションでは、クリスチャン・ラクロワが凝ったマキシマリズムの服で知られ、「私はマキシマリズムを信じる」と語りました。室内装飾では、『アーキテクチュラル・ダイジェスト』の2025年の記事によれば、それまでの数年の間にケリー・ウェアスラーやマーティン・ブルドニツキらのデザイナーがこの様式を後押ししてきました。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 鮮やかな色を大胆に組み合わせている
- 花柄や幾何学柄など、異なる模様を並べている
- 作品や装飾品を密に重ねている
これらが揃っていると、マキシマリズムの特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「マキシマリズム」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Maximalist Decor Is Back—Here’s How to Not Let It Intimidate You(新しいタブで開きます)Architectural Digest
- Less Is a Bore: Maximalist Art & Design(新しいタブで開きます)The Institute of Contemporary Art/Boston
- Minimalism/Maximalism(新しいタブで開きます)The Museum at FIT (Fashion Institute of Technology)
名称・説明・主な視覚的特徴と「マキシマリズムとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



