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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

グラスモーフィズム

Glassmorphism

半透明の面と背景のぼかしを重ね、すりガラスのような質感と奥行きをつくる、UIを中心としたデザインスタイル。

グラスモーフィズムのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

グラスモーフィズムの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#0B1026)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#2563EB背景グラデーションの主色3.63:1大きな文字や図形なら使える
#8B5CF6背景グラデーションの副色4.44:1大きな文字や図形なら使える
#F8FAFC文字・輪郭線・ガラス面17.97:1本文の文字にも使える

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

グラスモーフィズムのプロンプト例

グラスモーフィズムでデザインしてください。半透明の面を前景に重ね、面の背後をぼかしてすりガラスのように見せ、細い半透明の輪郭線やグラデーションで奥行きを表現してください。

グラスモーフィズムの主な視覚的特徴

  1. 半透明の面を前景に重ねる構成

    不透明度を下げた面を、写真やグラデーションなどの背景の上に重ねます。背景が透けて見えることで、前景と背景の前後関係と奥行きが生まれます。

  2. 面の背後をぼかし、すりガラスのように見せる処理

    面の背後にある背景をぼかし、形はわかっても細部は見分けにくくします。すりガラスの扉のように、向こう側の様子をぼんやりとだけ伝えます。

  3. 細い半透明の輪郭線やグラデーションで、面の厚みと光の反射を示す表現

    面の縁にうっすらとした細い線を引いて、ガラスに厚みがあるように見せます。面の塗りにグラデーションを加えると、ガラスに光が反射した様子を表せます。

グラスモーフィズムが向いている成果物

グラスモーフィズムとは

グラスモーフィズムは、2020年ごろから広まったUI(ユーザーインターフェース)のビジュアルデザインの傾向です。画面の部品をすりガラスのように見せる表現で、アップルやマイクロソフトのデザインシステムでは「素材(マテリアル)」の一種として扱われます。

半透明の面を前景に置き、その背後をぼかすことで、前景と背景のあいだに奥行きと対比をつくります。縁の細い線やグラデーションで、面の厚みやガラスに映る光を表すこともあります。うまく使えば、見た目の階層と奥行きをはっきりさせる助けになります。

代表的な例が、マイクロソフトのFluent Design Systemの半透明の素材「アクリル」で、コンテキストメニューやフライアウトなど、一時的に表示される部品に使うよう勧められています。Nielsen Norman Groupは、アップルのiPadOSのアプリのフォルダやmacOSの通知、Apple Vision Proの半透明の重なりも、この表現の例に挙げています。

一方で、背景が透けるため、文字が複数の色に重なって読みにくくなることがあります。Nielsen Norman Groupは、文字のコントラストを確保すること、背景のぼかしを強めること、利用者が透明度を調整できるようにすることを勧めています。アクリルも、利用者が設定で透明効果を切ると単色で表示されます。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 部品の向こうに背景がぼやけて透けている
  • 部品が背景の上に重なった層に見える
  • 縁に細い線や光の反射がある

特に初めの2つが揃っていると、グラスモーフィズムの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「グラスモーフィズム」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「グラスモーフィズムとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)