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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

シカゴ派建築

Chicago School Architecture

大きな窓を規則的に並べた、初期の高層商業建築の表現。中央の大きな固定窓と左右の細い開閉窓からなる「シカゴ窓」を見分ける手がかりにします。

シカゴ派建築のスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

シカゴ派建築の代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#EDE8DC)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#343A3D文字・構造9.44:1本文の文字にも使える
#AAB9BE主色1.65:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

シカゴ派建築のプロンプト例

シカゴ派建築の雰囲気にしてください。中央が広く左右が細い三連窓、大きな窓を反復する明るい立面、窓や壁の縦の列で強調する高さを取り入れてください。

シカゴ派建築の主な視覚的特徴

  1. 中央が広く左右が細い三連窓

    大きな固定窓の両側に細い開閉窓を置く、シカゴ窓です。中央の窓で光と眺めを確保し、冷房のない時代に左右の窓で換気しました。

  2. 大きな窓を反復する明るい立面

    鋼の骨組みが建物を支えるため、外壁を大きなガラス面に置き換えられました。リライアンス・ビルでは、壁の3分の2がガラスです。

  3. 窓や壁の縦の列で強調する高さ

    マーケット・ビルでは、立面に並ぶシカゴ窓が建物の縦の線を強調しています。窓の列が、高層の事務所建築の高さを目立たせます。

シカゴ派建築が向いている成果物

シカゴ派建築とは

シカゴ派建築は、1880年代のシカゴに現れ、「第一次シカゴ派」と呼ばれる建築家たちの仕事です。1871年の大火から10年もたたないうちに、シカゴは急成長する町となり、中心部ループの地価が高騰しました。大火の直後に建てた低い建物は、貴重な土地を有効に使えないものと見なされるようになりました。

ダニエル・バーナム、ウィリアム・ル・バロン・ジェニー、ジョン・ルート、アドラー・アンド・サリヴァンらの建築家と技術者の動きは、19世紀後半に高層ビルの発展へつながりました。鉄や鋼の骨組みを石などで覆い、外装の装飾を簡素にして、歴史的な形を退けた点が特徴です。1884年に依頼を受けたジェニーのホーム・インシュアランス・ビルは、鋼の梁を使った画期的な建物になりました。外壁が建物を支える必要がなくなり、より広いガラス面に置き換えられるようになりました。

シカゴ窓は、大きな固定窓の両側に細い開閉窓を置く窓で、シカゴ派建築の目印となりました。中央の窓が光と眺めをもたらし、左右の窓は冷房のない時代に換気を担いました。1895年のリライアンス・ビルは壁の3分の2がガラスで、同年のマーケット・ビルではシカゴ窓が建物の縦の線を強調しています。

1893年のシカゴ万国博覧会は、会場の建築が圧倒的にボザール様式で、シカゴ派が古典に基づく建築に押されて影を潜めることを告げる出来事となりました。それでも、その技術力と大胆な美しさの伝統は、1930年代にバウハウスの到来とともにシカゴで再び現れたとされます。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 中央が広く左右が細い三連窓がある
  • 大きな窓が繰り返し並び、立面が明るい
  • 窓や壁の縦の列が、建物の高さを強調している

これらのいくつかが揃っていると、シカゴ派建築の特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「シカゴ派建築」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「シカゴ派建築とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)