STYLE PROFILE
ボザール様式
Beaux-Arts
左右対称の大きな構成に、古典的な柱、彫刻、飾り枠を豊富に重ねる建築スタイル。

ボザール様式の代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#393630 | 文字・構造 | 9.69:1 | 本文の文字にも使える |
#B8A578 | 主色 | 1.94:1 | 文字には向かない |
#847769 | 補助色 | 3.50:1 | 大きな文字や図形なら使える |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
ボザール様式のプロンプト例
ボザール様式の雰囲気にしてください。左右対称で記念的な正面、柱や破風を用いた大きな入口、花綱や盾を配する豊かな壁面装飾を取り入れてください。
ボザール様式の主な視覚的特徴
- 左右対称で記念的な正面
形式的な左右対称とイタリア・ルネサンスの形を基に、規模の大きな堂々とした正面を作ります。富や市民の誇りを表す表現とみなされました。
- 柱や破風を用いた大きな入口
ポーチやポルティコに柱を立て、窓には破風やアーチを用います。ギリシア・ローマの古典的な要素で、壮大な入口を演出します。
- 花綱や盾を配する豊かな壁面装飾
壁面に花綱や花模様、盾の装飾を施し、1階を粗い石積みにすることもあります。豊かで豪華な装飾が、形式的で記念碑的な外観を強めます。
ボザール様式が向いている成果物
対称な大きな入口と花綱や盾の装飾を主題にし、都市や公共建築の企画に記念性のある外観を与えられる。
ボザール様式とは
ボザール様式は、パリのエコール・デ・ボザールで教えられた建築と都市計画の様式で、19〜20世紀にはアメリカの学校でも教えられました。名前は、このフランスの第一級の建築学校に由来します。ペンシルベニア州の建築の手引きは、この様式の時期を1885〜1930年としています。
古典的な全体をつくるように要素を調和させる構成を重んじ、バロックや新古典主義の様式を復興しました。形式的な左右対称とイタリア・ルネサンスの形に、柱や破風、手すりなどギリシア・ローマの古典的な装飾を組み合わせ、壮大で堂々とした建築を作ります。外観には隅石やバルコニー、ポルティコ、飾り窓、壮大な入口が加わることがあります。
アメリカには、この学校で学んだリチャード・モリス・ハントらの建築家が伝えました。ハントは1892年、ロードアイランド州ニューポートにコーネリアス・ヴァンダービルトの邸宅「ザ・ブレーカーズ」をこの様式で設計しています。1893年にシカゴで開かれた世界コロンビア博覧会は、この様式の人気を高めました。会場の建築を指揮したダニエル・バーナムはハントに方向づけを求め、「白い都市」の様式は圧倒的にボザールでした。
この様式は、図書館や博物館、裁判所、駅、官庁など、強い象徴的なメッセージを伝える公共建築に特に適していました。ペンシルベニア州の建築の手引きは、1906年に完成したハリスバーグのペンシルベニア州議会議事堂を、この様式の最も豪華な姿としています。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 正面が左右対称で、記念碑的な大きさを持っている
- 柱や破風を用いた大きな入口がある
- 壁面に花綱や盾などの装飾が施されている
これらが揃っていると、ボザール様式の特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「ボザール様式」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Beaux Arts Style 1885 - 1930(新しいタブで開きます)Pennsylvania Historical and Museum Commission
- Beaux-Arts (style) (AAT 300021433)(新しいタブで開きます)Getty Research Institute, Art & Architecture Thesaurus
- Architecture: The First Chicago School(新しいタブで開きます)The Encyclopedia of Chicago(Newberry Library、David Garrard Lowe 執筆)
名称・説明・主な視覚的特徴と「ボザール様式とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



